Euro Work Item & INDIVIDUALIZED SHIRTS 2019 SS


まだまだ寒いですが

個人的に春先にしてみたいのが



白とブルーを基調にした、



こんな爽やかなワークスタイル。

鮮やかなBlueが眩しいこちらは



フランスのワークウェアのデッドストックです。



80's〜 Vintage Dead Stock French WorK Overall
COLOR : Blue
SIZE : 実寸 42 x 30
PRICE : ¥5,800 + Tax




アメリカ物と違い、ヨーロッパ物の最大の特徴としては

やはりこの Blu Drill 生地ではないでしょうか。

デニムとは違う独特な発色や素材感が魅力的で



こちらはDead Stockで未洗いのため、パリッとした質感ですが

洗いこむ事で味わいも深まっていくと思います。

いかにもワークウェアらしい、簡素でチープな作りでは

あるんですが



この素朴な味わいが、どこか魅了してくれるアイテムと思います。

大きめのサイズですが、ワークウェアはこのくらいの方が

カッコいいと思いますし

174/62のスタッフでもちょうど良いくらいです。

特に



この背面のクラシックなディテールが堪りませんね。他にも



いくつか在庫がありますので

お好きな物を選んで頂ければ幸いです。


さて、スタイリングで合わせていたシャツとシャツジャケットは

当店のシャツ部門ではメインで取り扱うこちらのブランドの

2019 SS のアイテム。



INDIVIDUALIZED SHIRTS MADE IN U.S.A

今や MADE IN U.S.Aのシャツメーカーと言えば

数える程しかなくなってしまった気がします。

ご存知の通りかつてはブルックスブラザーズのカスタムシャツメーカーであったなど

実力は折り紙つき、そして古き良きアメリカを感じさせる

数少ないファクトリーではないでしょうか。



今期セレクトしたのはこんなアイテム。



INDIVIDUALIZED SHIRTS "FLY FRONT SHIRT JACKET" Made in U.S.A
COLOR : White
SIZE : S、M
PRICE : ¥23,000 + Tax



シャツジャケットタイプとなり

裾はジャケットらしいストレートカット、でも

襟元はシャツらしいボタンダウンと

両方の特徴を兼ね備えており



画像のようにアウターで着ることも、

インナーで着ることも可能となっていますので

着こなしの幅も広がるのではと思います。



インディビらしい部分として

同社の誇る、高品質ながらも味の出た表情を見せてくれる

Cambridge Oxford,

シワ感が出た時に、最高の表情を見せてくれるのがこの生地。



おもしろいディテールとしては

フライフロントでステッチが入らずきれい目な印象。

でもサイドにはカジュアルにスリットが入り、このアンバランスさが◎



着用感としては

174/62 のスタッフでSでやや小さめ〜ジャストくらい。

余裕を持つならMで程よく着れる感じです。



もう一型。



INDIVIDUALIZED SHIRTS "Micro Gingham B.D Shirts" Made in U.S.A
COLOR : Blue Gingham
SIZE : 15、15H (Standard Fit)
PRICE : ¥22,000 + Tax



首元はプレーンなボタンダウンで

開いた時のこの美しさ はインディビならではと思いますし

多くの方がブルックスのファクトリー時代から魅力を感じる部分ではないでしょうか。



今期セレクトしたのは

一般的なギンガムチェックより小ぶりな格子となるマイクロギンガム。

このギンガム、洗いをかけると絶妙な風合いに仕上がりますよ。



プレーンなデザインですが、

シンプルイズベストとも言える逸品で

着用した時に、”どこか違う”そう思わせてくれる一枚では。

この”どこか違う”に、一流品のマインドが詰まっているのではないでしょうか。


合わせていたワークウェア。



60's Vintage UK Carhartt Work Jacket MADE IN U.K
COLOR : Natural
SIZE : 42
PRICE : ¥29,800 + Tax



Carhartt と言えばやはりアメリカのワークウェアの印象が強いと思いますが

実は英国でも当時から展開されていました。

歴史を調べていくと 創業は1889年と非常に古く Wikiによると

ミシガン州で創立後、20年間で “英国とカナダにも設立“と記載があるので

その流れで英国でも展開されたのではないでしょうか。

英国ラインの60'sヴィンテージで

現在でもヨーロッパラインである UK. Carhartt ラインが存在しておりますが

こちらのヴィンテージはその元祖、とも言える 一枚かと。



さて、この一着すこぶるディテールがいい。

胸元の縦長のワークポケットは某ブランドもサンプリングするなど

素晴らしいディテールと思います。

また、さりげなく入る赤の閂がとても良い雰囲気です。



UKモノらしいディテールとして

チェンジボタンにスリット入りの特徴的な袖口の形状。

それらの仕様や先ほど書いた経緯(英国にファクトリーを設立)から

生産も間違いなくMADE IN U.Kであると思います。
(また余談ですが、工場があったのは調べる限りリバプールのようです。)



60’sのヴィンテージだからこその魅力も詰まっていて

畝がやや太めのドリル地でカツラギのような表情のある生地。

裏地を見ると、その凹凸感が分かりやすいと思います。



バックスタイルも渋い一枚。

歴史的な価値もあるヴィンテージアイテムですので

例えばアンティークの時計やワインのような、より熟成していく、

そういった楽しみ方もあるのではないでしょうか。



174/62のスタッフでジャストくらいです。





60's Vintage UK Carhartt Work Coat MADE IN U.K
COLOR : White
SIZE : 40
PRICE : ¥12,800 + Tax



こちらも 同年代、筆記体表記で60's頃のヴィンテージです。

同様にUK カーハート の ワークコートとなり、

味わい深いWhite Drill生地。

ホワイトと言うと着こなしづらい印象もあるかもしれませんが



こんな感じでインナーにインディゴを挟んだ着こなしなど

好印象ではないでしょうか。



スルーポケットの付くワークコートらしいディテールの一着で、

ボタンも英国ならではな形状のチェンジボタンを使用しています。

巻伏せ抜いのダブルステッチ仕様の縫製も、ワークアイテムらしい質実剛健な作りです。



使い込まれた生地の風合い、

全体に付いたペンキ等の味わいが素晴らしいアイテム。

ぜひ爽やかに、着こなしてみてはいかがでしょう。

以上、商品紹介でした。