501 "MADE IN SPAIN"
スペインの画家、ピカソのデニムスタイル。
ピカソのスタイルとしてはバスクシャツが有名と思いますが
個人的にはこちらも好きな写真の一つです。
太めのデニムに素足でロールアップ、袖捲りの開襟シャツがとてもカッコいいと思います。
どことなく陽気で、陽あたりの良い スペインの空気感を感じるワンショットではないでしょうか。
さて今日は
スペイン製の501を特集したいと思います。
こちらから。
90's〜 Old Levi's 501 Made in SPAIN
COLOR : Indigo
SIZE : 36 x 32 (実寸 35 x 28くらい )
PRICE : ¥8,800 + Tax (Tax in ¥9,680)
先の画像ではきっと絵の具が付いていたであろうピカソのデニムスタイルでしたが
こちらは全体的にオイルが付着しています。
前だけでなくヒップ付近など多数付いている事から
リアルなワークウェアとして使用されていたのでは。
背景や、ストーリーが見えると古着はやはり面白いと感じます。
さて、他のユーロリーバイスと同様に
紙パッチには MADE IN〜の表記は入らず
インナータグでスペインメイドと確認する事ができます。
他のディテールとしては
フロントボタンフライ、サイドは脇割と
昨日ご紹介したUSA製と同様ですが
色感はやはりユーロらしい独特さがあるなと感じますね。
こちらは35 x 28のビッグサイズですが
ベルトでぎゅっと絞って履くとよりワークテイストで良い雰囲気かと思いますよ。
Stylingとしては
SHIRTS/GITMAN BROTHERS "GITMAN VINTAGE" Camp Collar Linen Shirts Made in U.S.A
ピカソを見習って、開襟シャツを袖捲りで合わせてみました。
次の一本。こちらは
90's〜 Old Levi's 501 Made in SPAIN
COLOR : Indigo
SIZE : 33 x 36 (実寸 34 x 30くらい)
PRICE : ¥7,800 + Tax (Tax in ¥8,580)
ほんのりですがオイル跡。さりげない程度が好きな方はこちらがオススメです。
海外のデニム古着はオイルやペンキ等が付いている物が多い印象ですが
当時はファッションとしてより 作業着としての側面が強かった
時代背景もあるのではないでしょうか。
うっすらとヒゲも入り、雰囲気のある色感と思います。
また、古着ならではの面白さで裾は適当に上がっている..
と思いきやドレスパンツの仕上げで見られるように 当て布が付けられた
しっかりとした仕上げで、予想外(笑)
おそらく前オーナーとしては ほつれるのが嫌だったのではないでしょうか。
気になる方は取ってしまっても良いと思いますが
捲るとポイントにもなるので、それは それで楽しんで貰っても良いかと。
同様にMADE IN SPAINの表記が見て取れるユーロリーバイスで、
どういう訳かこちらはインナータグが2枚のディテール。
時代的には厚みのあるインナータグから薄手のものに変わるので
その過度期?のものかもしれません。
その他、赤タブやボタンフライ等、王道の仕様となっています。
ゴールデンサイズで使いやすいサイズと思います。
全体的に色抜けしていますが、
より爽やかに履いて頂ける一本かと。
次の一本。
90-00's〜 Old Levi's 501 Made in SPAIN
COLOR : Indigo
SIZE : 33 x 32 (実寸 33 x 31くらい )
PRICE : ¥8,800 + Tax (Tax in ¥9,680)
とても爽やかで青々しい色合いが魅力的です。
何度か触れていますが、ユーロリーバイスはアメリカ製と比べて
色感が違い、
<左手/SPAIN 右手/USA>
並べてみると やはり青みが強い印象ですね。
もちろん洗い方等、環境にもよりますので一概には言えませんが
総じて爽やかな色合いの物が多い印象です。
せっかくなので他のディテールも比べてみました。
<左手/SPAIN 右手/USA>
<左手/SPAIN 右手/USA>
ボタンフライは同じは同じですが
スペイン製のほうが、シルバーの光り方が強く、
リベット裏は褐色の物が使われていたり、やはり微妙に違いますね。
なので、こういった付属品もアメリカ本国から
輸送され本体が縫製されていたのではなく、これらパーツも
ユーロ圏内で製造されていたのでは、と予想されます。
(もちろん年代にもよりますので一概には言えませんが)
インナータグの厚みが少し変わり、
おそらくこちらは90's末〜00's初頭くらいかなと思います。
こちらもとても良いサイズです。
爽やかな一本、ぜひいかがでしょう。
90-00's〜 Old Levi's 501 Made in SPAIN
COLOR : Indigo
SIZE : 34 x 32 (実寸 33 x 31くらい )
PRICE : ¥7,800 + Tax (Tax in ¥8,580)
こちらもヒゲが入りなんとも爽やかな一本です。
先のモデル同様に青みが強い色合いで
うっすらと縦落ちをしています。
ポケット口や裾など、ほつれがありますが
ジーンズらしい味わいですし、加工物とはまた違う雰囲気の良さがあるのではないでしょうか。
タグの仕様から、こちらも00's〜くらいの物と思われます。
表記 34ですが、縮みが入り、実寸で33くらいの
ゴールデンサイズとなっております。
Styling...
SHOES/90's Vintage Clarks Desert Tre Made in England Mint Condition Brown Leather
ユーロリーバイスのシルエットは
丈短めのワークウェアにもよく合うと思います。
合わせたのは
50's〜 Vintage Dead Stock Belgium Battle Dress Uniform Type Work Jacket
Size:48
Color:Navy
Price : ¥17,800 + tax
<下段 参考画像(現在はSold)>
大きなダブルのフラップポケットに、短めの丈、
そしてウェストのバンドなど
英国ヴィンテージの名品 Battle Dress Uniformを彷彿とさせるルックスが
面白い一品。
そういった経緯から
最初は軍物かと思いましたが、おそらく
Belgiumのワークウェアに属するアイテムと思います。
とても珍しい形ですし
紙タグ残るDead Stockで、Tissage & Confectionsという会社が製造した物と判別できます。
フロントにうっすらヤケありますが、ヴィンテージウェアらしいリアリティでは
ないでしょうか。
味わい深い素材感も◎
実際に袖を通してみると雰囲気も抜群の一着です。
ちょっとBarbour の Speyにも似た丈感ですね。
また襟元は
色々遊べるタイプなので、着こなしに変化を付ける事も。
特に襟を立てた感じはいかにもユーロな雰囲気かなと思います。
中を覗くと
微妙に違う素材感の内ポケットや、色が揃わないパイピングで
このあたりのざっくり感は(笑)、
逆に古い物ならではの魅力かと思います。
ちょっと変わり種のワークジャケット、ぜひいかがでしょう。
以上、商品紹介でした。