ライナーにしておくのは勿体ない?(60's〜Czech Liner Jacket)

先日はこんなライナーをご紹介しましたが、今日はこちら。



サラッと掛けておいても不思議と"絵になる"存在感で


ライナーにしておくのは勿体無い?


そのくらい完成度の高いヴィンテージアイテム。


60's∼ Dead Stock Vintage Czech Army Liner Jacket


チェコのライナージャケット、今年もどっさりと入荷しております。


年代も60's(前期型)、70's(中期型)、80's(後期型)と揃い、


古いものだと60's〜Vintageとかなり古めですので


そういったヴィンテージ的な視点でも魅力ありの一品かと思いますよ。


では 60's から。



60's 〜Vintage Dead Stock Czech Army Liner Jacket

COLOR : Olive  

SIZE : 1(Mくらい)、2(Lくらい)、3(XLくらい) 

PRICE : ¥7,800 (Taxin¥8,580)



60'sヴィンテージだけに、表地・裏地 共に抜群に雰囲気良いです。


記載はありませんが両面共に コットン100%であるかと思います。


現状 Dead Stock 状態となっていますが、


洗い込んでいけば、より味わいが深まりそう。


先にも書きました通りライナーなんですが


(着用スタッフ 177cm 65kgで2を着用)


完成度高く、ぜんぜん単品で使えます。


ちょっと緩めに着ればまるでデザイナーズのような雰囲気もありつつも、


ヴィンテージでしか味わえない、オーラも楽しめる贅沢な一枚かと。


さて、


中のステンシルを見ると、1963's Vintageとかなり古いですね。


このくらいの年代のアウターだと、けっこうハイプライスな昨今ですが


ライナーという位置付けもあり、盲点と言いますか、かなりお買い得かと。


ちょっと話がずれてしまいましたが、60'sの特徴としては


前述した素材感と、脇下の穴(ベンチレーション)が無いこと。


70's以降はベンチレーションが付きます。


また、


70's〜以降と比べ、ボタンやリブの付属も雰囲気が良いのが


この時代。リブもおそらくコットン製と思われます。



古いものですので多少の汚れ等はありますが


Dead Stockですので基本コンディションも問題なしです。


また、



ステンシルや色合いはそれぞれ個体差がありますので


ぜひお好みでいかがでしょう。



さて次は70'sの中期型です。

70's〜Vintage Dead Stock Czech Army Liner Jacket

COLOR : Olive  

SIZE : 3(M〜Lくらい)

PRICE : ¥7,800 (Taxin¥8,580)



ちょっと見えづらいですがステンシルからこちらは1975'sの


70's ヴィンテージで


ボディの表地の生地の感じは、表、裏ともにそこまで大きな変化は


無いように見えますね。


しかしながら、よくよく観ていくと


<左/70's 右/60's>


70'sはフロントボタンが4つ(60'sは3つ)、


<左/70's 右/60's>


70'sのリブはポリエステル混紡(60'sはコットン)、


<左/70's 右/60's>


前述しました通り、


70'sはベンチレーション付き(60'sは無し)


と言ったように変遷が見てとれて面白いです。


特にリブが混紡になってくるあたりはヴィンテージ全般でも観られることだったり


興味深いですね。しかしながら、過渡期や生産元によっては一概には言えませんので


あくまでご参考程度にお願いいたします。


さて、実際袖を通してみると


(着用スタッフ 177cm 65kgで2を着用)


ボタンの数が違えば、やはり胸元の開き方も変わってきますので


けっこう60'sと雰囲気変わるかと。


サイズ感は60'sよりひと回り小さく、実寸でM〜Lくらいでしょうか。


どちらもそれぞれに良さがあり、お好みで選んで頂ければ嬉しいですね。



最後は80'sです。



80's 〜Vintage Dead Stock Czech Army Liner Jacket

COLOR : Olive  

SIZE :2(M〜Lくらい)、3(Lくらい) 

PRICE : ¥6,800 (Taxin¥7,480)



こちらは1984'sのステンシルが見てとれる80's Vintageです。


70's同様、表地は大きな変化はないように思われます。



4つボタンに、リブはポリエステル混紡。脇下もベンチレーション。


と、こちらも大きな変化は無いように見えますが


興味深いのが前立てはパイピング補強が入るようになり、


より頑丈にアップデートされていますね。


また裏地はさらに分かりやすくて



ポリ混紡で、より細かなステッチングに。


ただこの辺りも70’s過渡期でも被るディテールとなりますのでご参考程度に。


しかし大まかな年代を測る目安にはなるかと思います。


こちらも袖を通してみると


けっこう雰囲気変わりますが、


60'sのものより、やはり70'sのものに近い印象です。


個人的な感覚ではLEVI'S の 557→70505E→70505eみたいな


イメージです(笑)


シルエットの感じも含め、それぞれの年代で魅力があるかと


思いますね。


Styling...



ちょっと大きめサイズを選んで、


緩めに着ても良いジャケットですし、


OUTER/3 Crest Vintage Barbour "BURGHLEY" MADE IN ENGLAND Dead ~ Mintcondition (SIZE : 44)


ジャスト目を選んで本来の用途通り、


ライナーとして使って頂いても良いかと思います。



さて、合わせたパンツは毎度ご好評頂く、こちらのアイテム。


先日は"Barrack"をご紹介しましたが



Dead Stock British Army "No.2" Dress Trousers


当店では爆発的な人気を誇る No.2 Dress Trousersも再入荷。


Barrack とは 同じようで、実は別モデルなんですよね。


詳しくは以前も書いていますので、違いなどはぜひこちらをご覧ください。



Dead Stock British Army No.2 Dress Trousers
COLOR : Brown
SIZE : ウェスト 76、80、84、88

*レングスは様々となっております。
PRICE : ¥7,800 (Tax in ¥8,580)



長めのベルトループ、サイドアジャスターなど


パッと見から英国軍だなと感じさせる雰囲気やディテールの数々。


洗礼されたデザインでありながら、


どことなく漂うミリタリーの匂いがグッとくる一本ではないでしょうか。


それらはBarrackと同様の仕様となりますが



"Barrack" は ウール x ポリ のシャリ感のある生地に対し、


"No.2" はとろみのある ウール100%。


もちっと肉厚でまろやかにドレープの効いた生地感が特徴で、


実際に履いた時の品の良さも魅力的。



生地の雰囲気、履いた印象もやっぱり違いますね。


ここは完全に好みかと思いますが


No.2 & Barrackを並べて店頭で比べられる機会もそう無いと思いますので


ぜひお好みの物が見つかれば、嬉しく思います。


個人的には冬はこのNo.2で、


それ以外の季節はBarrackで使い分けていますね。オススメですよ。


以上、商品紹介でした。


SHIBUYA



コメント