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古着物語 第二話 憧れのアメリカ屋へ

  続きです。(第一話は こちら をどうぞ) アメリカ屋は東北の方はご存知の方が多いかもしれませんが 老舗のジーンズショップ。90'sはけっこう色んなところに店舗があったような気がします。 さっそく親に車で連れてきてもらって 初めて入ったジーンズショップは….圧巻。 「なんだ..これ..!」 奥行きが相当あって、倉庫みたいな店内、 ジーンズが天井近くまで山積みになって 天井付近には色んなジーンズメーカーの垂れ幕や、ネオンの電光掲示板。 なんというか、古き良きアメリカ、みたいな雰囲気はこの時初めて 体感したのかもしれませんね。 12歳くらいの自分には、それはそれは強烈に、鮮烈に心に残りました。 ちょっとだけ自分が不良の世界に足を踏み入れたような.. そんなドキドキ感もありました。 でもそういったワクワクも束の間、「自分は場違いじゃないの…」 なんて気持ちがすぐ湧いてきて 確か しばらく通路をウロウロしてたんです(笑) そしたらそれを見かねた?店員さんが話しかけれくれた。 すごくホッとしたのを覚えています。 この時の経験が、今思えば、後に”お店を持ったら居心地の良い場所にしたい”、という 思いにも繋がったのかな、なんて思いますね。 その時の店員さんの顔とかは全く覚えていませんが、 若いお兄ちゃんで 確かその時はモデル名を親切に教えてくれた気がします。 「色んなモデルがあるよ、501でしょ、502に505、517とか」 「ご、ごーまる?...?」 当時の私には完全に呪文でした(笑) そんな私を再び見かねて、店員さんは 「じゃあこれをあげるよ」と手渡してくれたのが、当時LEVI’Sが配布していた、 モデル名が乗ったLEVI'S Book。 (全く同じものではありませんが巻末の画像のシリーズ) とんでもない宝物を手に入れたような気持ちでしたね。 でも それで満足しちゃって結局ジーンズは買わずに帰るんですが、本末転倒ですよね(笑) 続きます(不定期連載・第三話は初めてLEVI’Sを履く、を予定しております) 91’sのLEVI'S Book。いやあ、90年代はアメリカ製501は7900円だったんですね、 良い時代でした(笑)

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