VENTILE Outdoor Wear by Weather Wise Wear

急に雨が降ってきましたね。。。洗濯物干してきちゃったし。。。

 

着々と梅雨の気配を感じますが、

 

こちらがあれば鬼に金棒。逆に雨が待ち遠しくなるくらい。w

Ventile。チープな紙タグ の ユニオンジャック のこの質感も 個人的には堪んないっす。w

 

Ventile は 皆さんご存知、RAF (Royal Air Force/英国空軍) 用に開発された高機能天然素材。

 

ロングステープルコットン、(超長綿) をこれでもかっていうくらいタイトに

 

織り込んだ生地。1㎠に何百スレッド とかあったと思いますが、眠くなるので以下割愛。

 

で、織りがめちゃくちゃ細かくタイトですので雨が降ってもこの通り

玉になってはじけます。 生地をジーッと見てると目がチカチカしてくる織りの細かさ。

 

コーティング無し、生地の織りだけでこの撥水性。

 

コットン100%ですので濡れると生地の目がより詰まり撥水性も高まるっていう寸法。

 

さらに、防水加工が施された化繊繊維よりも優れた透湿性を誇る優れもの。

 

もちろん、風が吹いたって何のその。タイトウーブンならではの 防風性。

 

と良い事づくしなんですが。。。ネックなのがそのお値段。。。

 

Ventile に使われる 超長綿を紡げる綿花 は 世界中の綿花全体の生産量のわずか 2% 。。。

 

それをバチバチにタイトに織り込んでいけば使う綿繊維の量も多い訳で。。。

 

使う量は普通の生地の 3割増。。。

 

そんな 希少 & 高価 な 綿繊維 を贅沢にもふんだんに使った生地が Ventile。

 

どのメーカーに聞いても "Ventile は高いよ" っていわれます。w

 

そりゃ高いでしょ。w でも、そのお値段以上の魅力ある生地が Ventile かと思います。

 

超長綿 を使っている訳ですから、肌触りも抜群、上品な光沢感 + 上記記載の機能性。

 

天然繊維ならではの経年変化、etc。。。一度知ると病みつきになる素材感です。

 

今日ご紹介するブランドも Ventile を使った ウェアー のみを展開するアウトドアブランド。

 

日本との取引はまだ無いよって言ってたんで、おそらく国内初ではないでしょうか?

ブランドタグ の質感も チープな感じ で 変に洒落てなくて良いです。

 

英国アウトドアブランド の、 WEATHER WISE WEAR。

 

この間の仕入れで工場まで行ってきました。

 

でも、工場 と言っても、所謂 "工場" ではなく、実は 個人宅。w

 

家の一角に作業場を設けている 超 インディペンデント な ガレージブランド です。

 

元々は 現オーナー の お父さんが 70〜80年代 に アイルランド で始めたアウトドアーブランドで、

 

90年代 に 一次休止 した後に、ベース を スコットランドに移し息子さんが再開したらしいです。

 

70年代 に起こった 米国 西海岸 の アウトドアーブーム。

 

みんな最初は "あったら良いな" を自分で作って、そこから今では大企業に。

 

有名どころが ノースフェース や パタゴニア、グレゴリー。

 

今でも 米国には小規模なアウトドアーブランドが色々あると思いますが、それの ユーロ版 ってな感じかと。

 

それにしても、だいぶ小規模ですが。。。w が、逆にそこが良い所。

 

自分が納得出来るものを 自分が ハンドリング 出来る範囲でやっている

 

このブランドの インディペンデント な 姿勢 に惚れました。w

 

仕入れる商品に一点縫製ミスがあったんですが、"直してから送るから" って

 

その場で譲ってもらえなかったですから。そんな 職人気質 で 拘りのあるオーナーの人柄、

 

"お金の臭い" のしないこういうピュアな ブランド、大好きです。

 

国内代理店 や ディストリビューター が 卸売り したくても

 

現地ブランド がこのスタンス & この規模じゃ国内でビジネスにならないだろうし、(してほしくないし、)

 

WEATHER WISE WEAR 同様、小規模なウチみたいなお店じゃないと扱えないだろうなというのもポイント。w

 

前置きがだいぶ長くなりましたが。。。こちら、非常にオススメ &

Weather Wise Wear "Anorak Smock" by L24 Ventile

SIZE:S , M , COL:Olive , ¥42800 + Tax

 

非常に良いです。ガレージブランドらしい ミニマル な デザイン に

 

アウトドアウェアー らしい 機能的デザイン を併せ持った一品。

 

ブランドロゴ等余計な装飾は無く、

右脇に Ventile の ピスネーム が付くくらい。

 

スタイル的には 英国的な プルオーバー の アノラックスタイル。

 

ヴィンテージ ですと、BLACK'Sカデットスモック 的な形。

 

それを今っぽいデザイン / ディテール に ブラッシュアップ。

 


ドラポケ  は 排除して 両脇 に ZIP付き ポケット x 2 の実用的で無理の無いデザイン へ。

 

 

また、フロントジップを閉めると

高さのあるネックデザイン で、

 

後ろ見頃が長くなった フィッシュテール 仕様。

大きめでブリム付きのフード も アウトドアブランドらしい 機能的なデザイン。

 

また、個人的に ポイント高かったの が フロントジップ裏 に生地が付かない点。。。

 

非常に分かりにくい表現だと思うんですが、カデットスモック ですと ここ に生地が付いて

 

OLD の BLACK'S だと ここに生地が付かないんですね。で、寒くなったら

こんな感じで、タートルネックとかも合わせやすいし、

 

今時期でも Tシャツ や シャツ と レイヤー するのもこのデザインの方が使いやすいと思います。

 

その他、ディテール的な所を説明して行くと

 

フードはこんな感じで収納?立ち襟 にトランスフォームできますが、

 

しまう事はあまりなさそうですね。w

 

個人的に一番 グッ っときたのは、この袖付け。

肩にシームが無く袖先まで一枚の生地。

 

こちら 同様 背面に継ぎが来るのかな? と思いきや

 

なんと背中まで継ぎが無く 右袖先〜左袖先 まで 一枚のつくりで、

もちろん、上腕部にも継ぎのない一枚袖。

 

という事は、左右の腕 と バストアップ のパーツは 後ろ x 1 と 前 x 2 の 3枚のみ で 構成 されていて

 

フロントジップ部分 と脇の下だけで継ぎ合わせた 極限  までステッチを排除した作り。

 

腕回り は スッキリとしたシルエットながら

アームホール の広さを確保し、腕の可動域を極限まで確保したパターンニング。

着ると腕回りの窮屈感はゼロ。ノーストレスな着心地です。

サイズ感は

(171cm./64kg)
(L/TOP) S , (R/Bottom) M
Pants:TELLASON "DENIM TROUSERS" Made in U.S.A INDIGO 着用サイズ:32

僕で S or M どちらでも着れる感じ。

フロントジップも大きく開くので S でも 着脱は大変じゃないし、個人的には S を選ぶかな?

秋冬の事も考えて & 今っぽくいくなら M で良いかも。

 

ってな具合の悩ましいサイズ感です。


また、

開けて良し、閉めて良しのこの首回り。

個人的にはやっぱりこの仕様の方が使い勝手が良く感じます。

 

 

 

お色は ご紹介の オリーブ の他に

Weather Wise Wear "Anorak Smock" by L24 Ventile

COL:NVY , RED , BLACK , SIZE:S , ¥42,800 + Tax

上記3色 をご用意。

もちろん、生地はどれも VENTILE。

L24 という 中地クラス の 地厚 の生地 で、

アンライニング 仕様 で シェル の Ventile 一枚 の作りですので

今時期 の 羽織 / アウター にももってこいな一品かと。

 

梅雨時期には



171cm / 64kg ( from Top Left Clock Wise / Top to Bottom)
BLK / S , Red / S , Navy / S , Olive / M
Shorts :40's Vintage American made ETO British Army 1941 Pattern Shorts

 

COL:Khaki , SIZE:実寸 〜W32 , ¥14800 + Tax

Shoes:Adidas Stan Smith CF (Velcro)


+ ショーツ とかで 無理無く着て頂けるウェイトかと思います。

はるばる車を飛ばして現地まで行ってきて、個人分を買いそびれるという思い出のある一品。w

A/W にもここと面白いアイテムを企画しているのでお楽しみに。

形になればの話しですが。。。w

是非店頭でお試しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

AMEMIYA