Riot Division Technical Wear & Casuals Style

今日ご紹介するニューカマーなこちらのブランド、


Riot Division

の前に触れておきたい、昨今のバーバリー人気。w

クラシックなスタイルの側面から見ると

ツイード生地に代表されるような 英国トラッドなアイテム がトレンドな気がしますが、 

それと同時に ジョグトップ や トラックスーツ等のスポーツウェアー、

色の切り返しの激しいアノラックやアウトドアーウェアー もトレンドだったりして。

そんな クラシック と カジュアル、両方のトレンドの点と点が線でつながる



スタイル が カジュアルズ。↑の 本 や ムービー色々ありますが、

背景については こちらこちら がわかりやすいかと。

70年代から始まった英国発祥のサブカルチャーで

スタジアム/テラスファッションとも呼ばれるこのスタイル。

70年代の英国といえば、失業率の上昇 と 職に溢れる労働者階級。

働き口のない労働者階級の鬱憤のはけ口が、英国の国民的スポーツのサッカー。

比較的安価に手に入るゴール裏の テラス席 に集まり

日々の鬱憤を晴らすわけですが、
Caption from (L) "Firm" (R) from "Green Street Hooligan"

金属バット に バーバリー とか、かなりパンチがありますね。w

お金があるわけじゃないのに着ている服は高価なもの。

チームの海外遠征にも 金に糸目をつけず追っかけて行き、

海外のスポーツブランドをいち早くスタイルに取り入れたのも彼ら。

古くは Sergio Tachini や Fila , Ellese , Lacoste etc...

また、近年では動きやすく、ファッション性の高い テックウェアー も

スタイリングに取り入れ、Boneville から始まり、Stone Ireland や C.P Company。
+ 顔バレしたくないから アクアスキュータム のマフラーを巻きつけて。

ブランド側の狙いとはズレてると思うんですけどね。w

そんな彼らなりの使い勝手の良さ、理にかなったアイテム使いが

抜群にかっこいい 不良なスタイル が カジュアルズ。

Palace のスポーツウェアーmix や Umbro や adidas とのコラボレーション。

Supreme の x Acuascutum や x Stone Ireland。

ロシア出身のデザイナー、Gosha Rubchinskiy の Adidas 、 FILA や Burberry。

全部がこのテラスファッションに結びつくのではないでしょうか。

こういう側面を見るとクラシックなアイテムも別な捉え方ができて、

洋服の見え方も変わってくるから面白いですよね。

また、ロシアといえばイングランド同様熱狂的なフットボールサポーターが有名で、

Photo from The Time

こんな感じ。。。バラクラバ被っちゃってるし。。。

UEFA Euro 2016 の ロシア x イングランド戦 が記憶に新しいですが、

ここまで行くと。。。200人で1000人やっつけたとか、マジ怖すぎ。。。

で、前置きがだいぶ長くなっちゃいましたが、

今日ご紹介したい
Riot Dievision

旧ソ連圏、ウクライナ発のテックウェアーブランド、Riot Division。

2010年発足と若いブランドではありますが、

ブランド発足前から開発に3年以上を費やしたその作り込み、

考え抜かれたデザインは目を見張るものがあります。

そんな Riot Division の
Riot Division "M-65 Long Jacket" Made in Ucraine
SIZE:M , COL:BLK , ¥78,000 + Tax

このジャケットを一目見て頭に浮かんだのが

前述 の Casuals の テックウェアー に通ずるノリ。

とりあえず手を伸ばすところにはどこかしらにポケットがあって、
これまたアクセスしやすい位置にある気の利いた作り。

胸周辺にあるポケットは割と浅めで

すぐ使うような小物を収納するのに便利だし、
暑い時は ストラップを使い 両手を自由に使う 背負うこともできたり。

そして、何よりこのジャケットの一番の特徴は
フロントポケットが外せるんです。

外すと現れるこの大きなハの字ポケット。

ポケットがついた状態の時でも使えるのですが、
これがかなりの大容量で 大きなものも 仕込めて しまえて、

さらに小分けのポケットでも仕切られた、

いろんなところに色々隠せる 収納力抜群な一品。

で、前述の肩がけに使ったストラップを使って、
フロントポケットは単体でバックにもできるし、
ベストとしても使用可能。

コート のインナー に仕込んだり、

夏にはカットソーの上から 着るカバン 感覚で。

通年使え、アイディア次第で色々な使い方が楽しめる逸品ではないでしょうか。

また、個人的には
着用サイズ : 38

クラシックなコートの上からレイヤードしても

ギャップが面白いスタイリングになるんじゃないかなと思います。

前振りの効いた立体的な作りの袖付け で

細身なシルエットながら窮屈感はなく動きやすいつくり。

ジップは全て止水ジップの豪華な作りで、

細かなカフのディテールだったり、ポケット外せたり。

とにかく色々変形する、言ったら 10徳ナイフ のようなこのジャケット。w
171cm / 62kg , 着用サイズ M

文章では魅力を伝えきれないので、気になる方は是非店頭まで。

現物見ていただけたらご納得いただける"モノ"としてのクオリティーかと。

おすすめです。






AMEMIYA