2019 A/W "SEH Kelly" new in!
取り扱いを休止して早2年くらいでしょうか?
現地では生産背景を整備しつつ
自分たちの納得のいくものづくりを進めている
2019 A/W S.E.H Kelly
鞄いらず、手ぶら派には嬉しいディテールではないでしょうか。
現地では生産背景を整備しつつ
自分たちの納得のいくものづくりを進めている
2019 A/W S.E.H Kelly
大変お待たせいたしました。2019 A/W から取り扱い再開。
と言ってもフルラインナップ、サイズも揃えてとなると。。。
やはり難しいところがありまして、今期のアイテムは
こちらの3型だけ。。。しかも、各1点の極々少量入荷。。。
入荷と言っていいもんやら w といった数量ですが。。。
現地 の Work Shop も
"Open more not than often, these days....if the lights are on please step on inside."
デザイナーのポールらしい言い回しですね。w
"ここんところほとんどオープンしてないけど、明かりがついていたら入ってきてね。"
といったマイペースっぷり。w ですが、このマイペースがいいんでしょうね。
見てきたアイテムは少量ですが、どれも個人的に気になるものばかりでした。
その中でも無理を言って譲ってもらってきたのが、
2019 A/W SEH KELLY "Chesterfield" Coat
Woollen Bedford cord Made in ENGLAND
COL:Malt , SIZE:M
¥128,000 + Tax
こちらのチェスターフィールドコート。何と言ってもこのカラー、
本国のウェブサイト を見てもこのカラーのチェスターは載ってませんから。
嘘か本当かわかりませんが、生地が足りなくて一着しか作らなかったらしいです。w
なので、世界で一枚、スペシャルピースです。
生地の凹凸で、織り柄模様になったストライプ生地。
メルトンなどに比べると薄手で頼りない生地感ですが
実はこれがめちゃくちゃ暖かいんです。今時期だとむしろ少し暑いくらい。
僕もこの生地のコートをもってるんですが、真冬でも全然いけちゃいます。
薄手な分重量も軽いわけで、柔らかな生地感、ノーストレスな着心地も魅力的な逸品です。
また Postbox Pocket と呼ばれるフロントのパッチポケット。
もちろん名前の由来は
丸い方は ?? ですが、
四角いポストボックスの形に似ていますよね。
普通のフラップポケットよりスマートなデザインで、
スラッシュポケットほどかしこまって見えない。
程よいカジュアル感が◎なポケットデザインではないでしょうか。
また SEH といえばやっぱり肩周り。
今となっては市民権を得た "1枚袖 " という言葉。
当店では4、5年前からヴィンテージの1枚袖を取り扱っていますが、
元を正せば SEH からで、デザイナーであるポールに教えてもらった事だし、
その時に "Mens wear は 肩周りで遊ぶのが好き" と言っていた言葉通り、
SEH の 肩 はブランドを体現するディテールの一部ではないでしょうか。
こちらはハーフラグランスリーブ と呼ばれる
セットイン と ラグランスリーブ の中間的な袖付け。
ソフトな肩の丸み、肩から首にかけて体に沿って迫り上がったラインも美しい
なんとも SEH らしいラインに仕上がった一枚です。
ハーフベルテッド のクラシック なディテールもさることながら
背中から見てた肩から首にかけての美しいラインも特徴的な一枚。
テーラリング云々わからない素人目から見てもわかる綺麗な作り。
こういった作りの良い、仕立ての綺麗なカジュアル衣料って
他にはなかなかないのではないでしょうか。
もちろん中を見ても抜かりない作り。
総パイピングの綺麗な生地処理、
生地の切り返し位置に内ポケットを配した細かなこだわり etc...
作りの綺麗な服は見ていて気持ち良いですね。
フォーマル と カジュアル、クラシック と モダン の 間で遊ぶ
SEH KELLY らしい一品に仕上がっているのではないでしょうか。
171cm / 62kg
自分で厚手のニット や ジャケットを一枚挟んでちょうど良いサイズ感。
以前、ポールに "Fox Brothers のフランネルが一番好きだ"
と話したんですが、"Bedford Cord は Fox の生地だよ" と教えてもらって
より一層好きになったこの生地、 Bedford Cord。
こちらのジャケット 2点。
剣先が少しだけ丸くなった襟 や ボタンやポケットのバランス。
SEH の タグ がないにしても SEH とわかる独特な空気を持った服。
画一的じゃない作り手の個性がある洋服ってやっぱりいいですよね。
で、こちらは
2019 A/W SEH KELLY Canopy Cotton "Work Jacket"
COL:Desert Tan , Size : S
¥55000 + Tax
ポール は Dry Wax って呼んでいましたが、厳密には Waxed じゃないく
パラフィンのようなドライタッチな撥水素材
アームは細身で肩はセットインスリーブ。
SEH らしくない肩周りが窮屈な作りだな と思いきや
今度は 50年代の英国軍のコンバットスモック 同様
脇にベンチレーション作った腕の可動域を妨げない◎な作り。
また、当店ではおなじみ
ボタンも英国ヴィンテージさながらなチェンジボタンに。
ですが、ヴィンテージをそのまま模倣するのではなく
Dead Stock 60's~Vintage British Change Buttons ¥500 + Tax each
リアルホーン (水牛ボタン) で
オリジナルボタンを作っちゃうあたりもさすが SEH Kelly。
パッと見 4 Pocket Front に見えますが、
左胸は内ポケット仕様。
着ていくほどにあたりも出て面白い表情になるのではないでしょうか。
またこちらも
肩から首にかけて、美しく迫り上がったネックラインも◎な逸品。
背面ウェスト部分にはアジャストタブ がついていますので、
お好みで絞ってきていただいても良いかと思います。
同様のディテールで
2019 A/W SEH KELLY Heaby Corduroy "Work Jacket"
COL:Black , Size : S
¥58000 + Tax
こちらはブラックコーデュロイ。
フレンチヴィンテージに負けずとも劣らない極厚な生地感。
確認し忘れてしまいましたが、英国でこんな生地作れるのは
Brisbane Moss くらいかと思います。
本家のサイトを見ると 色味 を "Nearly" Black" と言っていますが、
その名の通り見る角度によってグレーだったり、チャコールだったり
黒一色には見えない高級感ある光沢も魅力的な色合いです。
171cm / 63kg
どちらもインナーに 厚手な こちらのニット を着て試着しましたが
自分でちょうど良いサイズ感。この上からコートを羽織ったり、
ミッドレイヤーにも使える逸品ではないでしょうか。
オススメです。
またもう一点
2017 S/S S.E.H Kelly " FLYWEIGHT VENTAILE "
Flight Jacket Made in England
COL:Beige , Size : S , ¥58000 + Tax
Past Season からの名作、Flyweight Ventile Flight Jacket。
ベンタイル の中でも一番薄いライトウェイトな生地を仕様した 春夏アイテム。
ですが、こちらも前述同様に今時期のミッドレイヤーにも使えますし、
日本だとこの手の生地感がなんだかんだ言って一番使えるウェイトかと思います。
またこちらも御多分にもれず
SEH らしい こだわりの詰まった 変態 ショルダーパターン。w
ヴィンテージのスウェットで言うところのフリーダムスリーブのような。
セットイン と ラグランスリーブ それぞれの長所を兼ね備えたサドルショルダー的デザイン。
ジャケットでこう言った袖付けはまず見ないですね。w
すっきりとした細身のアームながらストレスフリーな可動域。
肩馴染み の良いショルダーラインも魅力的な逸品です。
前後ウェスト周りに入ったプリーツからなる
独特な丸みを持ったシルエットも◎。
また SEH の服全般に言えることですが、
実用性に優れたデザインも特徴の一つ。
おそらくデザイナー自身カバンを持つのがあまり好きじゃないんだと思います。w
このジャケットには 大容量の内ポケット x 2 ついていますが、
他のアイテムにもさりげない位置にポケットがついた気の利いたデザイン。
171cm / 63kg
今時期のミッドレイヤーに、春の羽織として重宝すること間違いなし。
これずっと欲しかったやつだから売れなかったら買います。w
オススメです。
と言うのも
同シーズンに出ていたこのコートを持っているんですが、
抜群に使いやすい逸品。
持っているコートの中で一番よく着ていると思います。
1枚袖からなるナチュラルなショルダーライン、
3シーズン無理なく使える Flyweight Ventile の汎用性。
そして、
ユーティリティーに優れたこのポケット使い。
鞄いらずの大容量で使い勝手 ◎ です。
171cm / 63kg
こちらも ジャケット同様 17S/S シーズン からの逸品。
おそらくもう新品では手に入らないかと。
気になる方はぜひ店頭でお試しください。
AMEMIYA