20-30's Compactom & Vintage Shirts
今日ご紹介のヴィンテージアイテム。
実用的なヴィンテージウェア というより
コレクタブルとしての側面の強いアンティーク品。
"Compactom" Shirt Filing Apparatus
ドキュメントケースのような面構えですが、
実はこれシャツのファイリングシステム。
1919年創業 の家具メーカー Compactom。
50年代まで実在したようですがその後は??
〜30年代の
こういう "飛び出す洋服ダンス" w 的なキャビネットが有名で
その収納システムは特許の塊。w
上記シャツのファイリングシステムでも特許をとっていて、
この挿絵、よく見ると JB Melhuish とサインがあるので調べてみたら
10~40年代くらいに活躍した英国の風刺絵画家。
40年代のサインは Mel とだけ書かれていて、こちらは JB Melhuish 表記。
上記写真と同じ 20年代 のサインは JB Melhuish 表記ですので、
40年以前、20-30年代にデザインされた逸品だと推測できます。
その年代の紙モノ、しかも収納に使われていたであろう逸品が
原型を留めて残っているのにも驚きですが、開けてみると
同年代のヴィンテージシャツが入っているのも驚きです。
と、シャツに行き着くまでだいぶ長くなってしまいましたが、
一点一点ご紹介していきたいと思います。
まずは、
20-30's Vintage Bespoke Shirts by "NEW & LINGWOOD"
Size: - (実寸 Sくらい) , COL:Grn Stripe
¥29,800 + Tax
個人的にはビスポークシューズのイメージの強い New & Lingwood。
調べてみると前身はシャツメーカー。恥ずかしながら知りませんでした。w
英国王族が学び、英国歴代の首相を多く輩出している名門、
イートン校 の 学校指定服を作っていた洋品店。
タグにも Jermyn Street と Eton のアドレスが書かれています。
また、この 55 Jermyn Street は ロンドン大空襲 で焼失してしまって
それから現在のアドレス、53 Jermyn Street に移転したのが 1946年。
ロンドン大空襲 あったのが 1940年なのでそれ以前に作られたシャツ。
Compactom のケースからしても 20~30's の逸品で間違いないと思います。
タイトな運針、細かなギャザーなど 確かな作りはもちろん、
この年代ならではな 生地感、滑らかな肌触り、
ポプリンのようなシャリ感のある抜群な生地も魅力の一つ。
約一世紀、おおよそ 100年前のシャツですので
それなりにシミや汚れ、カフにも折り返していた部分にヤブレがあります。
が、生地はしっかりしており十分着用可能。年代を考慮すれば状態的には良い方かと思います。
まず欠損しているオリジナルの襟も付属し、カフもフレンチ(W)カフですので、
これを気にシングルカフにリメイクしても良いかと思います。
174cm / 62kg
Compactom のシャツケースしかり、大戦以前に作られたビスポークシャツ。
ヴィンテージというより、アンティーク。服飾的 に 歴史的な価値すら感じる逸品。
お好きな方はこの機会に是非。
もう逸品
〜40's Vintage Bespoke Shirts by "TM Lewin & Sons"
Size: - (実寸 Sくらい) , COL:Blue Stripe
¥29,800 + Tax
もういっちょ、こちらも1898年創業 と歴史の深いシャツメーカー " TM Lewin & Sons"。
今でも同アドレス、ジャーミンストリートにショップを構え
イギリス内に約100のショップを構えるメンズショップ。
過去に RAF や British Army のユニフォームも手がけていた老舗中の老舗です。
こちらも生地感ももちろん
New & Lingwood に引けを取らない作りの良さ。
ピンホール や 汚れ もあるものの年代を考慮したら状態的には良い方かと。
174cm / 62kg
着脱式の襟は欠損してしまっていますが、まぁそれが普通です。w
襟が付属している方が奇跡的なことなのでご勘弁を。
サイズ的には 前述 New & Lingwood よりやや大きめな作り。
もし、同様のオーナーが所有していたと考えると
New & Lingwood より後年にオーダーした逸品かもしれないですね。
こちらも Compactom のシャツフォルダーを付属して販売いたします。
アンティーク品、ヴィンテージがお好きな方、オススメです。
もう一枚
60's Vintage dead stock "Rochester" Stand Collar Shirts
with Original Derachable Collar
Size:16 , COL:Gren Check
¥29800 + Tax
こちらも Compactom のケース から出てきたんですが、シャツ自体は年代若め。
おそらく 60年代の逸品かと思います。
もし同様のオーナーの逸品だとしたら 20年代から60年代まで、
Compactom のケースを使っていたんですかね??
まさかとは思いますが、w だとしたらすごい物持ちの良さです。
こちら で紹介したシャツの色違い。
ブルーのハケメはあってもグリーンのハケメ素材はかなり珍しいかと思います。
フレンチフロント のシンプルな見た目、
前立て裏側にはセルビッチが付く点も古着好きには嬉しいポイントではないでしょうか。
既製服ながらヴィンテージならではな 丁寧な作り
& 上質な生地感も魅力的な逸品。こちらもオリジナルの襟付き。
シャツ同様、デッドストックで付属した珍しい逸品。
174cm / 62kg
サイズ、コンディション 文句なし。
年代的にも気兼ねなく着られて、実用的なヴィンテージシャツではないでしょうか。
こちらも Compactom のケース付き。
ケースは額装で飾っても絵になる逸品かと思います。
現地の方が評価の高いこの手のコレクタブルなアイテム。
おそらく販売したら最後。次回見つける自信は皆無ですので、w
お好きな方はこの機会に是非。
AMEMIYA
実用的なヴィンテージウェア というより
コレクタブルとしての側面の強いアンティーク品。
"Compactom" Shirt Filing Apparatus
ドキュメントケースのような面構えですが、
実はこれシャツのファイリングシステム。
1919年創業 の家具メーカー Compactom。
50年代まで実在したようですがその後は??
〜30年代の
こういう "飛び出す洋服ダンス" w 的なキャビネットが有名で
その収納システムは特許の塊。w
上記シャツのファイリングシステムでも特許をとっていて、
シャツをこのケースに入れてファイリングすれば最小限のスペースで収納でき
スペースを有効活用できますよっていう謳い文句の逸品。
Keep the Folder Habit。(折りたたむ/収納する習慣をつけましょう)
昼の情報番組で紹介されそうな w 日本人的考え方の収納術が
20世紀初頭に海外で提案されていたというのも面白い話ですね。w
またこのファイル裏面の
この挿絵、よく見ると JB Melhuish とサインがあるので調べてみたら
10~40年代くらいに活躍した英国の風刺絵画家。
40年代のサインは Mel とだけ書かれていて、こちらは JB Melhuish 表記。
上記写真と同じ 20年代 のサインは JB Melhuish 表記ですので、
40年以前、20-30年代にデザインされた逸品だと推測できます。
その年代の紙モノ、しかも収納に使われていたであろう逸品が
原型を留めて残っているのにも驚きですが、開けてみると
同年代のヴィンテージシャツが入っているのも驚きです。
と、シャツに行き着くまでだいぶ長くなってしまいましたが、
一点一点ご紹介していきたいと思います。
まずは、
20-30's Vintage Bespoke Shirts by "NEW & LINGWOOD"
Size: - (実寸 Sくらい) , COL:Grn Stripe
¥29,800 + Tax
個人的にはビスポークシューズのイメージの強い New & Lingwood。
調べてみると前身はシャツメーカー。恥ずかしながら知りませんでした。w
英国王族が学び、英国歴代の首相を多く輩出している名門、
イートン校 の 学校指定服を作っていた洋品店。
タグにも Jermyn Street と Eton のアドレスが書かれています。
また、この 55 Jermyn Street は ロンドン大空襲 で焼失してしまって
それから現在のアドレス、53 Jermyn Street に移転したのが 1946年。
ロンドン大空襲 あったのが 1940年なのでそれ以前に作られたシャツ。
Compactom のケースからしても 20~30's の逸品で間違いないと思います。
タイトな運針、細かなギャザーなど 確かな作りはもちろん、
この年代ならではな 生地感、滑らかな肌触り、
ポプリンのようなシャリ感のある抜群な生地も魅力の一つ。
約一世紀、おおよそ 100年前のシャツですので
それなりにシミや汚れ、カフにも折り返していた部分にヤブレがあります。
が、生地はしっかりしており十分着用可能。年代を考慮すれば状態的には良い方かと思います。
まず欠損しているオリジナルの襟も付属し、カフもフレンチ(W)カフですので、
これを気にシングルカフにリメイクしても良いかと思います。
174cm / 62kg
ビスポークですので、サイズ表記はありませんが、かなり細身な作り。
20世紀初頭のヨーロッパ人の身長 を考えると妥当なサイズ感に思えます。
Compactom のシャツケースしかり、大戦以前に作られたビスポークシャツ。
ヴィンテージというより、アンティーク。服飾的 に 歴史的な価値すら感じる逸品。
お好きな方はこの機会に是非。
もう逸品
〜40's Vintage Bespoke Shirts by "TM Lewin & Sons"
Size: - (実寸 Sくらい) , COL:Blue Stripe
¥29,800 + Tax
もういっちょ、こちらも1898年創業 と歴史の深いシャツメーカー " TM Lewin & Sons"。
今でも同アドレス、ジャーミンストリートにショップを構え
イギリス内に約100のショップを構えるメンズショップ。
過去に RAF や British Army のユニフォームも手がけていた老舗中の老舗です。
こちらも生地感ももちろん
New & Lingwood に引けを取らない作りの良さ。
ピンホール や 汚れ もあるものの年代を考慮したら状態的には良い方かと。
174cm / 62kg
着脱式の襟は欠損してしまっていますが、まぁそれが普通です。w
襟が付属している方が奇跡的なことなのでご勘弁を。
サイズ的には 前述 New & Lingwood よりやや大きめな作り。
もし、同様のオーナーが所有していたと考えると
New & Lingwood より後年にオーダーした逸品かもしれないですね。
こちらも Compactom のシャツフォルダーを付属して販売いたします。
アンティーク品、ヴィンテージがお好きな方、オススメです。
もう一枚
60's Vintage dead stock "Rochester" Stand Collar Shirts
with Original Derachable Collar
Size:16 , COL:Gren Check
¥29800 + Tax
こちらも Compactom のケース から出てきたんですが、シャツ自体は年代若め。
おそらく 60年代の逸品かと思います。
もし同様のオーナーの逸品だとしたら 20年代から60年代まで、
Compactom のケースを使っていたんですかね??
まさかとは思いますが、w だとしたらすごい物持ちの良さです。
こちら で紹介したシャツの色違い。
ブルーのハケメはあってもグリーンのハケメ素材はかなり珍しいかと思います。
フレンチフロント のシンプルな見た目、
前立て裏側にはセルビッチが付く点も古着好きには嬉しいポイントではないでしょうか。
既製服ながらヴィンテージならではな 丁寧な作り
& 上質な生地感も魅力的な逸品。こちらもオリジナルの襟付き。
シャツ同様、デッドストックで付属した珍しい逸品。
174cm / 62kg
サイズ、コンディション 文句なし。
年代的にも気兼ねなく着られて、実用的なヴィンテージシャツではないでしょうか。
こちらも Compactom のケース付き。
ケースは額装で飾っても絵になる逸品かと思います。
現地の方が評価の高いこの手のコレクタブルなアイテム。
おそらく販売したら最後。次回見つける自信は皆無ですので、w
お好きな方はこの機会に是非。
AMEMIYA