高級靴をカジュアルに。(Weston/Crockett & Gicpi)
高級感あるレザーシューズの中でも
個人的に好きなのが、
このシボレザー。味わい深さや表情があり、
変化していくその味わいに毎度エイジングが楽しみになるレザーではないでしょうか。
そして提案としては
そういった表情があるシボレザーにデニムやミリパンで
カジュアルに崩してみてはいかがでしょう。
個人的にはこの合わせ、80-90'sの時代を想わせどこかノスタルジックな
気持ちになりますね。
いずれも新品インポート品で、
詳しくはこちらから。
J.M. WESTON Golf Derby MADE IN FRANCE
COLOR : Brown
SIZE : 6 H , D
PRICE : ¥118,000 (Tax in ¥129,800)
創業130周年を迎えた老舗シューズブランド
"J.M. WESTON"(ジェイエムウエストン)」からの一足。
1891年、エドゥアール・ブランシャールがフランスのリモージュ地方に、
前身となる靴工場を設立したことからブランドの歴史がスタート。
その為、発祥はフランスとなりますが、
その息子のユージェーヌがアメリカで用いられていた近代的な製法・"グッドイヤーウェルト"
に目を付け渡米したことが飛躍のきっかけと言われており
アメリカの流れを汲んでいる事に個人的には驚きました。
自分はALDENを始め、イギリス靴よりはアメリカ靴のほうがしっくりくるタイプなのですが、
WESTONは足馴染みが良く、不思議に思っていたのですが、
上記のような経緯があったからなのかな?なんて思いました。さて、話を戻して
J.M. WESTON の名品 と言えばこちらを思い浮かべる方も多いのでは。
こちらは1950’Sに誕生し長い歴史のある"GOLF"ですが、
その名前の由来は1955年にゴルフ場の芝生の上で発案されたからだとか。
そして前述しました通り
高級感がありながらも、ナチュラルにジーンズ等カジュアルアイテムにも馴染む
シボレザーの質感が最高です。
非常にキメが細かく、落ち着いた上品な光沢感も特徴的です。
見ているだけでも惚れ惚れしてしまうような質感ではないでしょうか。
ドレスからカジュアルまで様々なスタイルにマッチする万能なデザインと、
"ジャーナリストシューズ"の異名を持つほどの堅牢な造りも大きな魅力ですね。
グッドイヤーウェルト製法によって取り付けられたリッジウェイソールは、
優れた耐久性とグリップ力を誇り、オールウェザーでお楽しみいただける頼もしい逸品。
次の一足です。
次はCROCKETT&JONES のシボレザーもご紹介。
個人的にはクロケットはプライスとクオリティのバランス感が
とても良いなと感じます。
これから英国靴を、とお考えの方も ぜひクロケットからをお勧めしたいですね。
さて、ではこちらから。
CROCKETT&JONES "MORETON" COUTRY CALF LEATHER MADE IN ENGLAND
Color : Dark Brown
Size : UK 7 1/2 E , Last 292
Price : ¥69,000 (Tax in ¥75,900)
Crockett&Jones と言えばの名品 モールトン。
英国ダービーシューズの代表格と言っても過言ではない同モデル、
外羽根につまみモカ、伝統的な作りに
適度な丸みが特徴的な Last 292 を採用した逸品。
292は幅広で甲高の特徴を持つ日本人の足に合うともされていて
履きやすい、という方も多いのでは。
アッパーにはやや色ムラあるカントリーカーフを採用、
そして今回のテーマ通り、味わい深いシボ。
これは味が出ていきそうです。さて、
アウトソールは質実剛健なリッジウェイソールですので
悪天候でも確かなグリップ力を発揮。
普段使いにもピッタリな一足ではないでしょうか。
カラーネームはダークブラウンと記されていますが、
アンティークチェスナットとでも言いたくなる
味わい深い色合いも必見です。
またコチラはSUBスタンプ入るサブスタンダード品。
左足つま先にごく僅かなキズがありますが、
気にならない程度ですし(一度履けば付きます笑)
その分プライスもお買い得ですよ。
このシボレザーつながりで、こちも前回入荷時に即完売した、
CROCKETT & JONES "Finchley2" Made in England
COLOR : DK Brown
SIZE : 7 E ,Last 376
PRICE : ¥75,000 (Tax in ¥82,500)
ビットローファーモデル "Finchley 2" も入荷しております。
どことなくバブル期や80-90'sを彷彿とさせる
ビットローファーのデザインですが
実はその歴史は古く、元祖はご存じ Gucci。
1953年頃に初めて世に打ち出されたそうです。
個人的には やはりビットローファーといえば前述 Gucci や
フェラガモなどの ハイブランド や レディースメーカーのイメージですが、
このデザインでクロケット製というのも意外性があり好印象。
さらにソールにはビブラムソールを使用。
Finchley2モデルの中でもこの組み合わせは、珍しいですし、
ちょっと贅沢ですが 雨天時にも履ける万能な 一足となっております。
さてスタイリングとしては
高級靴には、このぐらい"さりげない合わせ"が
やっぱり粋ではないでしょうか。
過度に、良いもの着てるな〜(笑)、と思われない
ナチュラルさ。
この自然な雰囲気に持ってこいで、
ぜひお勧めしたのがこちらのニット。
Gcipiの今期新作のコットンニットです。
シンプルに見えながら様々な秘密が隠された一枚で
詳しくはこちらから。
Gicipi Cotton Pique (カノコ) Crew Neck Knit MADE IN ITALY
COLOR : Gray
SIZE : 3、4、5
PRICE : ¥9,800 (Tax in ¥10,780)
ご存知イタリアの老舗ブランドながら、このプライスは破格。
これも大きすぎないファクトリーの魅力かと。
もちろんMADE IN ITALYで
作りや風合いもとても高級感がありますよ。
しかしながら前述したような
ナチュラルな魅力はこの素材感に秘密がありそう。
実はこちら ヴィンテージでもお馴染みなカノコ編みとなっており
さりげなく味のある風合いとなっています。
さらにカノコ編みの中でも珍しい、蜂の巣カノコ編みで、
通常のカノコに比べ、より表情がありながらも柔らかく
サラリとした独特な手触り感。
何よりその編みから肌への接地面が少なく、風合い、涼しさ、
その両方を得られるのが良いですね。
ディテールも
ややモックネック気味の襟元もなんともクラシックで良いですし
程よいテンションのリブもとても着やすいです。
また着用感も
177cm 65kg で 5
ナチュラルなラインがなんとも良いですね。
イタリア物のニットと言いますと
綺麗すぎるラインのものも多いと思いますが、
(別視点ではそれも魅力ですが)
こちらは肩が落ち、裾にも少し弛みができるようデザインされ
それがこの自然な印象に一役買っていそうです。
しかしながら
177cm 65kg で 4
ジャスト目で着れば、ぐっと高級感も出てきます。
なお、ブランドのこだわりで
生地段階で一度 水を通しと乾燥を行っているそうですので、
縮みは起きにくい&形崩れしにくいという点も◎
別カラーで
Gicipi Cotton Pique (カノコ) Crew Neck Knit MADE IN ITALY
COLOR : Navy
SIZE : 3、4、5
PRICE : ¥9,800 (Tax in ¥10,780)
紺色も揃っておりますので
ぜひお好みでいかがでしょう。
Styling...
PANTS/Westoveralls "807F" Boot-cut Denim Trousers Made in JAPAN
高級靴&ニット x ヴィンテージで
当店らしい合わせにしてみました。
以上、商品紹介でした。
自分もスウェットパンツ x ニットのような合わせは
リラックスできつつ、カジュアルにもなり過ぎす好きですね。
なにより楽チンなのがイイです(笑)
SHIBUYA