Nylon or Cotton?? (Vtg Nylon & Cotton Rain Wear)
世の中には常に対 となる物が存在していて、
ご飯 or パン か、きのこの山 or たけのこの里 か...
冒頭から 何言ってんだ?? って声が聞こえてきそうですが(笑)
Vintage Rainwear "Nylon or Cotton"
ファッションアイテムもこれは 対 になるのでは?
と思う合わせがありましたので、
今回はそちらをテーマにしたいと思います(笑)
レインウェアの ナイロン or コットン。
それぞれに特色・魅力あるアイテムで、
100% どちらが優れている とかはありませんが、
Vintage "Nylon Rain Parka"
ナイロン生地といったらこの色使いや光沢感。
コットン物では中々表現できない、
独特の存在感と化繊生地ならではな撥水性。
そんなところが魅力ではないでしょうか。
そんなナイロンのレインパーカー、
英米でご用意ございますので、
さっそくご紹介していこうと思いますが
70-80's Vintage Peter Storm Nylon Rain Parka Made in Ireland
Color : Navy , Size : Large
Price : ¥12,800 (Taxin ¥14,080)
まずは UK レインウェアの代表格、
1954年創立の Peter Storm のレインパーカーから。
昨今ニット製品の人気が爆上がりですが、
元々アノラックという形を世界で初めて発信したピーターストーム。
Cagoule というプルオーバー&パッカブルの
アノラックが代表的な形ですが、
こちらは 70-80's ヴィンテージのフルジップレインパーカー。
古き良き アイルランド製の一枚。
シンプルなフルジップの面構えで、前立てはジップ&ベルクロ留め。
この素朴な雰囲気がなんとも絶妙で、
なんて言うんでしょう..カッパというのが正しいのか(笑)
ですが単なるカッパではなくアウトドアメーカーらしい、
裏地には PVC の張られた意匠を感じる作りこみ。
またナイロンパーカーで懸念すべき、破れや裏地の劣化ですが、
ダメージはおろか、裏地のPVCの剥がれも無いミントなコンディション。
Polo : John Smedley Made in England "Adrian"
Pants : Riccardo Metha 1 Tac Pleated front Wide Trousers
ベルクロの劣化もありませんので、
自転車を乗られる方は下のジップを上まで上げて、
ポンチョのように着ても面白いかと。
フードも深さがありますので、
小雨はなんのその。雨を凌げますし、
首元にはドローコードも付いているのでギュッと絞って。
カバンに入れおいて、がさっと出せるラフな感じも
実用的なアイテム的で好みな一枚です。
続いては、
~70's Vintage "Green Field Milletts" Nylon Rain Parka
Color : Blue , Size : - (実寸 M くらい)
Price : ¥ 7,800 (Taxin ¥8,580)
パキッとした潔いブルーカラー、
被り/プルオーバータイプのナイロンパーカー。
ダークトーンも好きですが、
ユーロのナイロンパーカーといえばな
パステルなカラーチョイスがこれまた良いです。
メーカー詳細は不明ですが、
ナイロン生地にポリウレタンコーティングが施されていますので、
ハリ感も感じられる良い風合いのナイロンパーカー。
しかも面白いのが フロント AEROジップ。
こちらはプラジップですが 60年代以前のグレンフェルや
UKミリタリー、ルイスレザーにも使用される事の多い AEROジップ。
173cm / 75kg
グッドサイズでショルダーシームレス。
肩回りがゴツめな僕だと、ちと肩が張りますが、
薄いインナーの上からでしたら無問題ですね。
90~2000年代のオールド品に見えて、
実は結構古めなレインウェア な意外性も魅力の一枚。
と、こちらも一見オールドに見えて
60's Vintage "SLALOM" Pullobver Nylon Parka
Color : Blue , Size : - (実寸 L~XL くらい)
Price : ¥7,800 (Taxin ¥8,580)
実は古めな US ヴィンテージ。
SLALOM というスキーウェアのメーカーで、
小ぶりなドラポケの付くプルオーバーデザイン。
ジップはストア系のデニムでも使用される事の多い Conmatic Zipper。
タグも Lot~ の表記があり、US Army のヘリンボーンに付くQMタグよろしく、
洗ったらこうなりました~的なガーゼ状のタグですので、
諸々鑑みて 60年代頃の個体かと思います。
こちらも素朴な雰囲気ながらも
しっかりと古めなヴィンテージである点がグッときます(笑)
173cm / 75kg
僕がポロシャツの上から着てちょいゆったりめ。
秋口に厚手なアイテムを中に差し込んでもかさばらない
いい具合のリラックス感がこれまた◎。
↑の着用画像では無難にダークトーンと合わせましたが、
Shirts : 90's Old SERO S/S BD Check Shirts ( SIZE : M)
Pants : 50's ~ Vintage British Army Khaki Drill Trousers
Shoes : Dead Stock Hi-TEC "Blast Lite Ez" Velcro Sneaker
アウトドアな合わせにもばっちり。
潔いブルーが良いアクセントになっています。
フェス、キャンプ、軽い登山にもおすすめで、
気兼ねなく羽織れてカジュアルに合わせやすい
タウンユースにも向いた逸品たち。
さて、ここまでは化繊生地のナイロンパーカーをご紹介しましたが、
British Army "Cadet Smock" & French Army "Alpine Smock"
こちらはコットン生地の質実剛健なヤツ。
レインパーカーではなくスモックという名称ですが、
英国 & フレンチミリタリーのプルオーバーパーカー。
ヴィンテージミリタリー/古いコットン生地ならではな
この目の浮き出た表情がこれまたたまらないですね。
唯一無二 というか ヴィンテージらしさを
強く感じる風合いを持つ逸品に思います。
まずは英国物で、
60-70's Vintage British Army Windproof Cotton Cadet Smock
Colour : Olive , Size : 4
Price : ¥39,800 (Tax in ¥43,780)
軍士官学校(ミリタリーアカデミー)の学生(Cadet)に
支給されていたアノラック(Smock)。Cadet Smock。
主に学生に支給されていたアイテムだけに小さいサイズが多く、
大人が着用できる大きめサイズは極めて希少。
ですが表記を見てみるとM~Lサイズ相当の SIZE 4。
2 や 3 は見ても 4 はなかなか出てこないグッドサイズ。
またミルスペック表記にもありますが、
Windproof と記された通りこちらも高密度に織り上げられた
テントクロスのような硬さ、ハリのある平織り生地。
もちろん100%コットン になりますので
パッカリングや風合いなどは抜群に良い雰囲気◎。
また高密度コットン素材の宿命、
擦り切れも極めて少なく、
良い状態が保たれているのも高ポイント。
袖を通してみると、
173cm / 75kg
自分でややゆとりのある良いサイズ感。
プルオーバータイプになるので、
少し大きいくらいのサイズを選んでいただくのが吉かと。
お探しの方も多いカデットスモック、
気になる方は是非店頭で御覧ください。
50-60's Vintage French Army Alpine Smock
Color : Olive , Size : 36
Price : ¥34,800 (Taxin ¥37,280)
こちらも同軍を代表とする逸品。
M47 や TAP などがフューチャーされがちですが、
こちらも名品のアルパインスモック。
当時山岳地帯での戦闘に従事する
空挺部隊に支給されていた同アイテム。
便利な4ポケットスタイルに雨風しのげるフード。
このボリューム感のある見た目ながらも
ライトウェイトでいて、さらには風合い抜群の平織生地。
先程ご紹介したカデットスモックにも近しい風合いですが、
173cm / 70kg
フランス軍のサイズ表記といえば、
よくわからないでお馴染みですが(笑)
丈の長い個体もあれば超ワイドな身幅の個体もある中、
丈も長すぎず、短すぎず、この絶妙なバランス感。
ニットポロを中に着てこれくらいのサイズ感ですので、
これからの時期はインナーに厚手なニットを着たり、
JKT : British Army Combat Jacket
Pants : California Story "TREASURE ISLAND" Wide Straight Pants
Shoes : 90's Dead Stock Dr Martens 3 Eyelet Derby White
逆にスモックの上からジャケットを羽織っても面白いかも。
色々な合わせができる魅力的な一品です。
さて表題に戻りますが、Nylon or Cotton ....
どちらも魅力的なアイテムと思いますし、
これから都内は数日雨らしいので、レインウェアをお探しの方、
はたまたズバリ狙っているアイテムがある方、
是非当店へお越しください。
以上、商品紹介でした。
雨の日でも革靴やスニーカーを履きたい派ですが、
潔くラバーシューズ。
雨は嫌いですし、意外と難しいですが、
天候に合わせたアイテム選びは嫌いじゃないです(笑)
タカノ