S H made in Japan × All American Khakis USA
ウェスタン・ワーク と聞くと、
リーバイスやリー、ラングラーなどが
先行するイメージ。僕も大好きなジャンルです。
ただ今回ご紹介するのは、
S H made in Japan × All American Khakis Made in USA
(Shirts Jacket & Pique Trousers)
そんなワークやウェスタンな雰囲気もありつつも
良い意味でちょっと変わってる、
現代では珍しい Japan & USA ブランド2選。
生産背景、拘りの生地 & ディテール、絶妙なシルエット。
3,4拍子と条件の揃った
"デイリーに使えるモノづくり"
がベースにある両ブランドの23AWデリバリー。
満を持して到着しました!
さっそくご紹介していきたいと思いますが、
毎回 お馴染みの と説明しますが、簡単にブランドのご説明も。
元有名セレクトショップ出身で、
現在はフランス・パリで PARKS というセレクトショップを営む傍ら、
(最近は同氏の日本旗艦店となる Keylime Tokyo もオープンされました。)
ファッションインプルーバーとしても多岐に活躍されている
関 順平 さんがディレクションを行う S H made in Japan。
ブランドの インスタグラムを拝見すると
from : S H instagram
とてもクリーンで洗練された内容に見て取れますが、
ディレクターの同氏が提唱するブランドコンセプトは、
"フランスから見たアメリカ"。
展示会上などでお話しさせて頂くと
USヴィンテージへの造詣、リスペクトを強く感じ、
何より 洋服愛がただならぬお方。
そんな 関さんが 牽引する S H made in Japan。
- 23AW S H made in Japan -
見覚えのあるデザインながらも
その中にはギュッと拘りが詰め込まれたプロダクトの数々。
計算と遊び心のバランス感が丁度良い逸品は、
S H made in Japan "Trucker Shirts"
Color : Gray St , Size : M
Price : ¥48,000 (Taxin ¥52,800)
ヴィンテージ好き、ワーク好きな方ならご存じな
リーバイスの セカンドモデルをデザインソースとした一枚。
チェストのプリーツやステッチ だったり、
オリジナルだと ビッグサイズのみに入る脇下の接ぎなど
通好みなディテールも組み込まれた 抜かりない作り。
オリジナルやリプロですと 質実剛健 なイメージですが、
ここで一味違うのが S H 。
"Trucker Shirts" とあるように素材はコットン、シャツ生地。
程よい密度感で織り上げることで
ドレープ性と
"顔料染(ピグメントダイ)"で製品加工をし程よいラフさを表現。
Tシャツでも用いられる染色方法なので、
これからの経年変化も期待できる "楽しみな生地"。
胸ポケのピスネームも オマージュというか
改めてみると 反骨精神にも感じる(笑)
同ブランドならではな 気骨を感じます。
Knit : John Smedley 30G Extrafine Merino Wool "HARCOURT"
Pants : All American Khakis Bedford Cord Pants
173cm / 75kg
オリジナルはデニム生地ですが、
超長綿のシャツ生地を使用したことによる柔らかな雰囲気。
今でこそ様々なジャンルで取り入れられていますが、
S H の フィルターを通したことにより
Gジャン特有の "無骨さ粗野さ" が良い塩梅に削がれ、
ヨーロピアンな雰囲気さえ感じる佇まいに。
同様のGジャン型ですが、
S H made in Japan "Trucker Shirts"
Color : Brown Check , Size : M
Price : ¥48,000 (Taxin ¥52,800)
素敵なブラウンチェックもございます。
生地も グレーストライプと同様に
ドレープ感とハリコシのある 上質なシャツ生地。
ですがこちらは"反応染め"で製品加工をし
オータムシーズンにふさわしいブラウンを表現。
繊維の中まで染まる反応染料を使用しているため、
堅牢度も高く、逆に色落ちせずこの風合いを楽しめる
拘りの染色方法を使用したブラウンチェック。
Knit : John Smedley A4639 Striepd Crew Neck Sweater
Pants : All American Khakis Bedford Cord Pants
173cm / 75kg
より艶感のある表情も魅力的なブラウンチェック。
同系色なベージュやキャメル系の色味とも好相性なナイスカラー。
柄 on 柄 で合わせてもしつこくならない絶妙な色ですね。
"ジャケットの形でオールシーズン着れるシャツアイテム"
シーズンを問わず着れる汎用性においても魅力的ではないでしょうか。
そして最後はちょっと前の物ですが、
S H made in Japan "Trucker Shirts"
Color : White , Size : M
Price : ¥38,000 (Taxin ¥41,800)
こちらは S H シャツの中でもアイコニックな生地、
ホワイトオックスフォード生地。
硬くコシの強いオックス生地とは異なる
ポプリンやブロードの肌あたり、きめ細やかさにも近く、
かつ 程よいハリ感も兼ね備えた素晴らしい生地。
無骨な見た目ながらも柔らかい印象を与えてくれる S H。
ワークウェアのセットアップの合わせは勇気がいるけど、
Pants : Old Levi's 501 Made in Spain
173cm / 75kg
この組み合わせなら僕もいけちゃいます。
ホワイトカラー×2nd 型。
そこはかとなく中性的な雰囲気も感じる
老若男女、幅広い方にお試し頂きたい一着。
トラッカージャケットスタイルでシャツ生地。
探せば近いようなプロダクトはあるかもしれませんが、
S H ほどクオリティーの高いブランドは早々ないと思います。
気になってくださっている方、ご存じの方も
物の良さを体感しに いらしてください。
お次も冒頭のスタイリングで着用したブランド。
新規取り扱いとなるこんなブランドのご紹介です。
- 23AW All American Khakis Made in USA -
年々、日を追うごとに消滅していく(特に衣類)
Made in USA のプロダクト。
そんな中、同ブランドは 100年以上の歴史を持ち、
アメリカはジョージア州に構える自社工場にて
今日まで メイドインアメリカ を貫くパンツ専業ブランド。
グローバル化と雇用減少が進むアメリカにおいて、
気概を感じるモノづくりを続ける同ブランドに惹かれ、
今回新規取り扱いさせて頂くことになりました。
そんな All American Khaki のファーストデリバリー、
僕らがチョイスしたのは、
All American Khakis Bedford Cord Pants "Original Fit" Made in USA
Color : Navy (Teal Blue) , Size : 30×30 , 32×30 , 34×30
Price : ¥21,000 (Taxin ¥23,100)
Bedford Cord Pants と称された
コーデュロイよりタフで屈強、
ハリ感の強いピケ生地を使用したトラウザー。
ノータックフロントに後面は玉縁仕上げのシンプルな作り。
シンプルな作りだからこそ
"物が良いからとりあえず履いてみてよ"
そんなアメリカンプライドを感じる 声が聞こえてきそうな一本。
大丈夫です。疲れて幻聴が聞こえているわけではありません(笑)
とにもかくにも履いてみますと、
173cm / 75kg
さすがは様々なユニフォームを手掛けるパンツ専業ブランド。
シルエットがすこぶる良いです。
フィットも このオリジナルフィットと
もう一フィット、リラックスフィットがありましたが、
リーバイス 911 ピケパンツにも近しい Bedford Cord Pants。
ラルフのコーディロイパンツ等であれば太目が気分ですが、
キレイ目な印象 & アイビー的な良さも感じる生地ですので、
程よい太さのオリジナルフィットを選んで良かったように思います。
そして色味も
リーバイスの519フェードブルー (L or Top) にも近いようで、
RAF No,2 Trs (R or Bottom)とも
親和性を感じるティールブルーネイビー。
↑のネイビーに加えて、
Color : Stone , Size : 30×30 , 32×30 , 34×30
Price : ¥21,000 (Taxin ¥23,100)
着用モデル : 173cm / 75kg (サイズ : 32×30)
リーバイスの911 の色味にも近しいストーンカラー。
Color : Black , Size : 30×30 , 32×30 , 34×30
Price : ¥21,000 (Taxin ¥23,100)
特にいうことのない万能ブラックカラー。
困ったらコレな 何にでも合うヤツ。
以上の 3カラーでご用意しております。
個人的に今年の秋冬は 上も下も色物を使いたい気分。
ご共感頂ける方も もしかしたらいらっしゃるかと思いますし、
もちろん万能カラーのブラックやストーンも魅力的ですよね。
お手持ちのアイテムだったり、
これと合わせたくて、こう着たい。
そんなお考えがあって、
少しでもアンテナに引っかかるようでしたら
是非こちらも併せて試しにいらしてみては。
そして本当は、
こちらも ご紹介しようかなと思ったんですが、
常套句 "長くなりそうなので" (笑)
今日はこの辺にして、
明日ブログ担当の佐藤にバトンを渡して、
また明日ご紹介したいと思います。
店頭には既にご用意ございますので、
気になる方は是非。
以上商品紹介でした!
今日は国内&インポートのブランドをご紹介しましたが、
やっぱり本国生産のブランドって良いですね。憧れます。
例えるなら めちゃめちゃ美味しい & 人気な
少数精鋭ローカルなA級ご飯屋さんみたいな(笑)
規模を大きくして他の人の手を借りることもできるけど、
自分らのやりたい事を自分らでハンドリングできる範囲で行う。
価格はそれなりにするけど、
だからこそ追い求めた良いプロダクトが作れる。
S H と All American Khakis。
国は違えど 双方から感じる近いパッション、
今回のブログで少しでも感じとっていただければ嬉しいです。
タカノ