裏地付きコート Pt.??? (Grenfell & William Lockie)

 


裏地付きコート のご紹介は Pt.3?? くらいでしょうか。


非常に寒くなってきましたが、


お天道様から感じる日差しは やや春の陽気。



こんなコートに食指が動いている方もいらっしゃるかなー


と思い倉庫から引っ張り出してみました。


春先取り。さらっとしたコットンコートに見える出立ちですが、



実は暖かなライニング付きの今物コート。


先日、今日はこれだ! と裏地無しコットン×ポリのコートを手に取り、


どや顔で出勤しましたが大失敗。無論寒いです。


今季は"あまり着こまずに"というテーマを掲げている自分からすると


今時期薄手なコートを薄着で着用するのはもちろん難しいので、


コート自体になにかギミックがないといけませんが、



見た目は春コートでさわやかに。


蓋を開ければ暖かいライニングがついたコートなら安心。


"あったらいいな" を叶えたこんなコートはズバリ今気分。


そんな今まさにご提案したいコートたちは



全て英国カントリーウェアブランド Grenfell の逸品。


ハンティングウェアとしての機能性もさながら


その完成されたデザイン性も秀逸な


英国カントリーウェアメーカーの代表格。


そんなグレンフェルからは


まずこんなオーソドックスなコートからご紹介。


80-90's Vintage Grenfell Made in England

Grenfell Cloth Country Coat with Wool Lining

Color : Russet  , Size : M

Price : ¥29,800 (Taxin ¥32,780)


このウールバージョンの方がメジャーでしょうか。


こちらはポリコットン生地にコーディロイ襟。


前立て比翼デザインのカントリーコート。


ベージュが一般的で、あってもオリーブ系のカラーが


多いように感じるこの手のカントリーコート。




薄小豆色とでも言いましょうか。


ライトなアセットカラーがとても良い色です。


襟元のブラウンコーデュロイとのコントラストも良い感じ。



そして今回のテーマの一つである "暖かなライニング"。


ウールをメインとした素材混紡の


ナチュラルな温かみのライニングは、


Barbour の Northumbira モデルの裏地を彷彿とする


英国カントリーなタータンチェック。


Knit : WILLIAM LOCKIE Cashmere Crew Neck

着用モデル : 173cm / 75kg


自分の中で、今まで "コートは一枚袖でしょ"


と思っていたのですが、今はこの2枚袖の肩回りがとても気分。


肩が張るイメージの強い 2枚袖コートですが、


サイズをちゃんと合わせれば肩も張ること、浮くことなし。


1枚袖だと実際に着ずとも自分の着用している姿を


思い浮かべることが容易に感じますが、


2枚袖コートは店頭で着て、鏡を見て、合ってるか判断する。


試着しながら、どきどきとワクワクを同時に楽しめる。


そんな楽しい体験ができるようにも思う2枚袖コート。



続いては マックコート / オーバーコート なデザインの



こちらのコート。


個人的にはこんなコートもとても気分。


カントリーでクラシックでありながら


どこかモダンな雰囲気さえ感じるこのデザイン。


80-90's Vintage Grenfell Made in England

Grenfell Cloth Country Coat with Wool Lining

Color : Olive Brown  , Size : 42

Price : ¥29,800 (Taxin ¥32,780)


オリーブとブラウンを足して、


2で割ったような絶妙な色合い。


シェルの色も十分素敵ですが、



裏地も "リバーシブルコートにしたらいい" くらい


抜群な色合いのマスタードカラー。


マスタードというより山吹色に近いかもしれませんね。


173cm / 75kg


これも良いなぁ、カッコいい。


比翼ではなくむき出しデザイン & デカボタン。


フルレングスではなく膝上のハーフコート丈、


タウンユースで着やすい程よい丈感。


"カントリーでモダンな井出立ち" 


そんな形容の仕方があっているようにも思います。



チンストは付きませんが、


襟裏は裏地のウール生地になっていますので、


トップボタンだけ留めて襟を立たせる


そんなスタイルもカッコいいですね。


今時期はこれにマフラー巻いちゃうのも良いかと。



似たデザインですが、



テーラードフロントでコーデュロイ襟の個体。


こんなアイテムもご用意ございます。


特にこのネイビーの個体。


80's Vintage Grenfell Made in England

P/C Country Coat with Detachable Wool Lining

Color : Navy  , Size : 44

Price : ¥27,800 (Taxin ¥30,580)


一見スタイリッシュな雰囲気ですが、




裏地が情熱的な真っ赤っ赤ライニング。


しかも取外し可能でジップは AERO。


丁寧にも脇下ボディからは、


ライニングに付くスナップメスへ


取り付けるタブが付いています。


着用モデル : 173cm / 75kg


上記2点はラグランスリーブでしたが、


こちらはフォーマルな印象のセットインスリーブ。


いかり肩でも なで肩でもない僕は、


肩馴染みも良く、丁度いいサイズ感で着用できます。


一見クールだけど熱いパッションを持つ方にぴったり。



そして最後は結構珍しい個体で、


80's Vintage Grenfell Made in England

Grenfell Cloth Country Coat with Fur Lining

Color : Tonic  , Size : 42

Price : ¥27,800 (Taxin ¥30,580)


ワイルドで獣臭すら感じるこの個体。


チェストからボトム先までは 


4ポケットのカントリーデザインですが、




襟元からあふれんばかりの ファーがのぞいています。


襟元にスナップ式のチンストラップが付きますが、


かなり襟高になりますので、風の強い日以外は、


開けて御着用頂いた方がよいかもしれませんね。



内側にはパイルライニング並みのファーが


これでもかとギッチリ詰まってますね。


マタギや蛮族を連想させるワイルド感が半端ない。


ですが閉じて着ると、


170cm / 60kg


そこはかとなく香る品性。不思議なもんです。さすがGrenfell。


イルミネート渋谷店で最もカントリーウェアが似合う


大久保にきてもらいましたが良い雰囲気。


どれもおすすめな逸品ですので気になる方は是非。



と、最後は僕の着用画像で合わせていたニットを。


William Lockie Made in England

100% Cashmere Saddle Shoulder

 Crew Neck Sweater

Color : Purslan , Derby , Black

Size : 36 , 38 , 40

Price : ¥49,000 (Taxin ¥53,900)


昨年ご紹介した 100% カシミアのミドルゲージニット。


味わいのあるラムウールも良いですが、


保温性と肌触りにおいては


やっぱりカシミヤの右に出るものはいないですね。




サドルショルダーの袖付け、絶妙な幅のリブ。


ハンギングしたときにも感じるとろけるドレープ。


個人的にはこの Purslane という色味、


グレーでも青でも緑でもない 


絶妙なニュアンスカラーにぞっこんです。


もちろん定番な


Color : Black , Size : 36 , 38 , 40

着用サイズ : 36 (着用モデル : 170cm / 60kg)



Color : Purslane , Size : 36 , 38 , 40

着用サイズ : 38 (着用モデル : 174cm / 63kg)



Color : Derby (Gray)  , Size : 36 , 38 , 40

着用サイズ : 40 (着用モデル : 173cm / 75kg)


使い勝手の良いブラックとグレーも


大人の休日スタイルにもってこいなナイスカラー。


キリッとスタイリングを引き締めてくれるブラックは、



アイビーなジャケットと合わせてもカッコいいですね。


合わせ方、サイジング、是非店頭で


お手伝いできればと思っておりますので、


気になる方は店頭にお越しください。


去年のアイテムですので


カラーによっては在庫が欠けていますが、


ご遠方にお住いの方はウェブページからも御覧ください。



タカノ