Barbour "SPEY" & Hardy's and more...
先週は、街着として着やすいハーフ丈のBarbourをご紹介しましたが、
今回は、そのデザイン性・ファッション性が高く評価されている、
あの超短丈モデルのご紹介から始めたいと思います。
ご存知、フライフィッシングジャケット"SPEY"。
近年のバブアー人気とともに市民権を得た同モデル、
もはや定番モデルと言っても差し支えなさそうです。
現行でも販売されており、
高い人気を博す同モデルですが、
3 Crest Vintage Barbour "SPEY JACKET" Made in England
Size : XXL Color : Sage
Price : ¥88,000 (Tax in ¥96,800)
やはりヴィンテージには、現行品とは一線を画す存在感があります。
ワックスドコットンの経年変化による風合いはもちろんのこと、
ショートジャケットの枠を超えた、この着丈の短さ。
浸水を防ぐための合理的なデザインで、
最も機能美が表れている部分
といっても過言ではないかと。
フィッシングジャケットらしい左胸&脇下につく、Dカン。
シンプルなつくりながらも
フロント両脇に大きめなフラップポケットに加え、
バブアーらしいタータンチェック柄が配された裏地には、
内ポケットを大小3つ備えており、
収容力に優れたデザイン。
それなりに使用感がありますが、
程よく着込まれたがゆえの味わいのある雰囲気があり、
"ギア''としてのリアルな迫力を感じます。
(着用モデル 174cm 65kg)
XXLですので、やはりビッグサイズ感は否めませんが、
着丈が非常に短いモデルだけに
大きいサイズでしたらレングスに安心感が生まれ、
ボトムスにペインターパンツなどの太いパンツを選べば、
全体のシルエットが整い、まとまりが良くなるかと。
続いての一着は、一見SPEYのようですが、
Old House of Hardy Wading Jacket Made in England
Size : XXL Color : Olive
Price : ¥48,000 (Tax in ¥52,800)
英国の老舗フライフィッシングブランド、House of Hardy の一着。
1872年創業、英国では高い知名度を誇り、
英国王室御用達の証であるロイヤルワラントを授与されている、
フライフィッシングブランドの最高峰です。
ワックスドコットン、コーデュロイ地の襟、
両脇につく大きめなフラップポケットなど、
SPEYに非常に近しいデザインですが、
両胸にはベルクロ留めのフラップ、
そしてベルクロテープの下にDカンが取り付けられ、
フラップをめくると、その裏にはそれぞれ小穴が開けられています。
この小穴は何かというと、
(参考画像)
このように付属の空気注入式の救命具を取り付けるためのディテール。
(※この商品には付属しておりません。)
向かって左側に浮き具、
右側に空気を送るための赤いチューブが確認できます。
そして、
この左胸に吊るされたこちらは、
印字された「SOS」から察しがつくように、
セイフティホイッスルです。
万が一の時は、これを鳴らして非常事態を周囲に知らせるというわけですね。
このように、実は浸水に備えたライフジャケット仕様となった一着で、
裏地に貼られたタグに記された、
箇条書きのInstructions(指示書き)を読むと、
あくまで"ギア"なんだなぁと再認識させられます。
裏地には、色鮮やかなハウスチェック柄のウールライニングを搭載。
保温性があるため、冬場の着用も問題なし。
下部には、ジップ式のポケットが配されます。
ライフジャケットであるため、
収容力は必要最低限に抑えられているように感じます。
(170cm 60kg)
SPEYよりも"ギア"として特色が濃く、
それゆえに機能美もなお一層際立っているように感じます。
Styling...
短丈ジャケットは、着丈長めのシャツをインナーにして、
レイヤードを楽しむ着方もオススメ。
そして、ボトムは裾広がりなフレアデニム。
裾を1〜2クッションくらい弛ませて、
ラフに、ルーズに履きたいですね。
House of Hardyからは、こんな逸品もご用意してますよ。
Old House of Hardy Waxed Cotton Jacket Made in England
SIZE : XXL COLOR : Olive
PRICE : ¥39,800 (Tax in ¥43,780)
ラグランスリーブ、両脇に大きめなフラップポケットと
BarbourのGamefairような雰囲気をもつ一着。
生地は、シャリっとした生地感のライトウェイトなオイルドコットン。
デタッチャブル式のフードが付属します。
裏地はこちらもウールライニング。
Barbourとは異なる特徴的なパターンと配色の雰囲気がいいですね。
(着用モデル 170cm 60kg)
シャリっとした生地感、身幅たっぷりなシルエットに
軽い着心地はミリタリーのスノーパーカーをも彷彿とさせますね。
オイルドコットンなのに、サッと羽織れる気軽さがいいですね。
今時期は厚手のインナーを入れて、
春先はシャツやニットソーの上からバサッと着る着こなしも。
さて、上のスタイリングで使用したシャツですが、
90's Orvis Cotton Flannel Shirts Made in India
Size : XXL Color : Beige Check
Price : ¥4,800 (Tax in ¥5,280)
こちらは、米アウトドアブランド Orvisの一着。
Hardy's同様、Orvisもフライフィッシングギアで名を馳せた老舗ブランドです。
Orvisといえば、やはりフィッシングベストやハンティングジャケットが有名ですが、
こちらは、ベージュカラーとウィンドウペンに似たチェック柄が特徴的なBDシャツ。
生地は、コットンフランネル。
程よく起毛した、柔らかい生地感で、
柔らかい色合いと相まって、暖かな印象な一枚。
今時期でしたらインナー使いに、
春先は羽織り感覚でバサッと着れますね。
Orvisからは、こんな逸品も。
Old Orvis Shooting Vest Made in USA
Size : L Color : Olive
Price : ¥12,800 (Tax in¥14,080)
こちらはOrvisらしい一着ですね。
ハンティングらしい無骨な面構えが男心を擽ります。
ポリコットンが使用されたシェルに、
右肩から身頃にかけてブラウンレザーが貼られています。
そして、左胸にブランドネーム入りのポケット、
両脇には二層構造のポケットを搭載。
ポケットになんでも突っ込みがちな僕からすると、
仕切りがあるのは、とても嬉しいですね。
背面両脇から裾にかけて、通気性に優れたメッシュ生地を使用。
オリーブのシェルと絶妙な対照をなしており、
機能性だけでなく、デザイン性も◎。
裏地には、ウエスト部分にドローコードが配備されています。
着丈長めなデザインですので、
(着用モデル 170cm 60kg)
このようにアウターとして着るのがオススメ。
優し気な雰囲気のあるニットの上から羽織れば、
ハンティングらしさが中和され、
雰囲気良く着こなせるのではないでしょうか。
このウエストがキュッとくびれた背面がとてもキレイですね。
デザイン・カタチ・サイズ感、
どれをとっても素晴らしい一着ですので、オススメですよ!
以上商品紹介でした。
OKUBO