主役春ニットセーター(Vintage Cricket & Argyle Sweater)

 今日の都内は暖かったですね~。


最高気温17°だったようで。


こうも暖かいと軽装になりがちですが油断大敵。


シャツ( or カットソー) にジャケットで町にくり出せば、


夕方ごろには何かインナー着てくればよかったな...


と後悔しそうな気もします。


そんなときに何を着ようか迷うところですが、


この辺り今まさに気分に感じる逸品たち。


- Vintage Cricket & Argyle Sweater - 


ヴィンテージのウールニット。


いやいや暑いだろうと


思う方もいらっしゃるかもしれませんが、


今日みたいな暖かい日は一枚で着て、暑ければ




肩掛けさらりとブランケット or スカーフ代わりに。


着方で体温調節もアレンジできる優れもの。



店頭では春カラーをお探しの方も多いようで、


インナーに差すニットもアウターとして着るニットも 


ウィンターシーズンより


"主張" のある色合いや柄の物が良い。


そんなように思うのは僕だけでしょうか。


いやきっと僕だけじゃないはず。




個人的にウィンターシーズンより


スプリングシーズンを想起させる


クリケット & アーガイルセーター。


新入荷 で 未紹介でしたのでご紹介したいと思います。



Vintage St Michael Made in The UK

100% Wool Cricket Sweater

Size : Large

Price : ¥7,800 (Taxin ¥8,580)


イギリスの百貨店チェーン、


マークス&スペンサーの自社ブランドSt.Micael。


数多有るUKブランドのヴィンテージでも


ここのヴィンテージ/オールド品は


とても良いものが多い印象です。


このアイテムを見てもわかるように



チェーン状のケーブル編みに配色センスの良いライン。


古着のニットだと小穴や汚れが気になるところですが、


目立つようなダメージ等ないグッドコンディション。


タグの状態からもコンディションの良さが伺いしれるかと。


着用モデル : 173cm / 75kg


緩やかな Lサイズのフィット。


クリケットセーターらしい深Vがとても好み。


この生地厚でジャストで着るとオーバーヒートしそうですし、


これくらい緩めな 肩肘張らないフィットで着るのも


春ニットらしい着方に思います。


今日は特段暖かったですが、


これからはやや気温も低下するかと思いますので、


Coat : Vintage Burberrys "Burella"

Shirts : Vintage Individualized Shirts HBT Reg Collar Shirts

Pants : Berwich Made in ITALY "Scotch" 

Shoes : Edward Green "Lulworth" 

Hat :  40's Vintage US Army M-37 Denim Hat

Bag : ERA. TAS HELMET BAG


こんな朗かな色合いのスタイリングを


楽しんでみてはいかがでしょう。


ついついスタイリングが楽しくなり


色々なアイテムを重ね合わせてしまいました。


自分なりの "こんな人いたらお洒落だろうなぁ" です。



続いては英国から飛んで


80's Vintage Abercrombie & Fitch

100% Wool Cricket Sweater

Size : L

Price : ¥12,800 (Taxin ¥14,080)


アメリカのクリケットセーター。


現在のコンセプトからは考えられない 


古き良きオーセンティックな洋服を販売していた時の


アバクロンビー & フィッチの逸品です。



このなんともいえぬ太幅なライン。


ややシェイプの効いたウエストも良いですね。


サイズ表記も L と大き目に聞こえますが、


173cm / 75kg


僕でピッタリ体に沿うフィット。


といったところなので当店基準でいうところの 


実寸 M くらいでしょうか。


シャツを中に合わせる王道の着方も良いですが、


印象に残る迫力あるデザインですので、


個人的にはシンプルにカットソーで合わせたいところ。




英国物、米国物ときて



Vintage "Club Colours" Made in England

100% Wool Cricket Sweater

Size : 44

Price : ¥12,800 (Taxin ¥14,080)


また英国物に戻ります(笑)


タグデザインからして古そうな Club Colours 


というメーカーの個体。おそらく 60-70's くらいでしょうか。



多少の使用感はありますが、


気になるほどの派手な瑕疵はありませんので、


問題なく御着用頂けるコンディションかと。


173cm / 75kg


Vラインの柄、配色から


個人的にはなんだかワル?な雰囲気すら感じるこの一枚(笑)


アイビーという確立したスタイルの輪の中心的な存在、


と言っても過言ではないクリケットセーター。


ですが少し角度を変えて自分なりに着崩してみたり


既存のスタイルにとらわれずにさりげなく


日頃のスタイリングに取り入れてみる。


そんな着方も個人的にはおすすめです。



既出ですが、

70's~ Vintage Ballantyne Made in Scotland

"100% Cashmere" Crickett Sweater

Size : Woman's 40 (Men's S くらい)

Price : ¥29,800 (taxin ¥32,780)


こんなのもあります。


英国のカシミアニットと言えばなスコットランドの雄。


Ballantyne of peebles。


バランタイン=Vネックのカシミアニットの印象が強いですが、



こちらはクリケットセーターデザイン。


ミドルゲージほどの今時期に最適な生地圧のカシミアは、


肌触り、保温性共に最高。


しかもスイングタグの付くデッドストックコンディション。


文句なしな逸品ですが、サイズはおそらくレディースの40。


女性や小柄な男性いかがでしょうか。



最後はアーガイルニットで、


St.Michael 同様にここも良い製品が多いイメージ。


Jaeger Made in Great Britain

100% Lambswool Crew Neck Sweater

Color : Purple , Size : M

Price : ¥12,800 (Taxin ¥14,080)


アメリカはモンロー、英国はダイアナ妃など


数々の著名人から愛された Jaeger (イェーガー)。


深掘りしてみると面白いもので、


1884年創業と140年以上前に創業した超老舗。


スタイリッシュなデザインが多い Jaeger ですが、


ウール、カシミア、シルクなどの天然素材もうまく使用し、


巧みな素材使い、洗練されたファッショナブルなデザイン。


そんなバランス感が魅力的な Jaeger。




ありそうでない

クルールーネック×パープルべースのアーガイルセーター。


直球なアースカラーベースのアーガイルセーターも良いですが、


インパクトのあるパープルボディは、


まさに今日のタイトル通り "主役級春ニット"にふさわしい一枚。


170cm / 60kg


今時期はアウターのインナーとして着ても良いですし、


もう少し暖かくなれば一枚・アウターとしても着れる逸品。


サイズは当店で最も小柄な大久保で


ちょいゆるくらいのサイズ感ですが、


173cm / 75kg


ガタイの良い僕でも着れるグッドサイズ。


毎度のごとく、書いていると欲しくなる良いアイテム。



白黒グレー等の定番な色味もいいけれど、


やっぱり後ろ髪惹かれる イロモノ。


パーソナルカラーという言葉があるように


実際に着て試さないと相性が分からない色物ですが、


実際に着てみると "あっ、いいじゃん" なんて


意外性と自分の可能性(笑)を発見できるのも色物の魅力。


Jacket : 70-80's Vintage Lee Polyester Western Jacket

Pants : 80's Vintage Levi's 519

Shoes : John Lobb Newlynn


店頭でもディスプレイしていますが、


アーガイルニットにウェスタンジャケット。


ボトムスはコーデュロイパンツを合わせた


オールドウェストならぬモダンウェストな合わせ(笑)


やや秋っぽさもありますが、


昨年は秋があるようでないようなもんでしたから。


こんなアイテム&色合わせもまた気分です。



タカノ