COTTON KNIT SEWN × VINTAGE SHORTS
日中はまだまだ暑さが続きますが、
朝晩はやや涼しくなってきて、
徐々に秋の兆しが見えてきましたね。
ただまだ暑い、けど秋物も着たい。
そんな絶妙で微妙なシーズンはこんな装いがおすすめです。
外は暑いけど、室内はグンと冷える現代。
半袖×短パンより 長袖×短パンの方が体温調節もしやすいですし、
↑のようにショーツを履くときは天竺のTシャツ(半袖・長袖問わず)より
ニットウェアの方がしっくりくるような気がします。
薄手なニットにショーツのこの合わせ、
やっぱり好きなんですよね。
そんなお勧めスタイリングの中から
まずはニットウェアをご紹介していこうと思います。
1948年、北イタリアのパドヴァで創業された "Gicipi (ジチピ)"
型紙・裁断・縫製・仕上げの全工程を自社工場で行う拘りは、
"丁寧で確実な品質本位なモノづくりを行う"と自負する
クラフトマンシップを強く感じる現代では稀有なブランド。
元々はアンダーウェア中心にモノづくりを行う Gicipi ですが、
こちらも名作の一つ。
Gicipi Made in Italy "Lupo"
Relax fit Crew Neck Knit Sewn
Price : ¥6,800 (Taxin ¥7,480)
クルーネック長袖ニットソー "Lupo / ルーポ"。
なんとも素朴な佇まいが魅力なこのモデル。
首元・袖・裾は 2×2リブ仕様。
2×2リブはリブの形状がはっきり見えるデザインの為、
メンズニットやケーブル編みのニットで、
よく用いられている製法みたいですね。
また首元のリブの襟裏には、伸び止めテープを取り付けており
伸びや型崩れ防止の配慮をした
気の利いたモノづくりも窺い知れます。
また個人的にはこのシルエットが好きで、
肩・身幅はゆったりとしたリラックスフィットですが、
イタリア物らしくジャケットや羽織物を
上から着ることも想定しているため、
アームはやや細めなスタイリッシュデザイン。
このなんとも絶妙なバランスが Gicipi らしいです。
お選び頂けるカラーとサイズは、
"Gri Mela" (Melnage Gray)
Size : 4 , 5
"Marrone Mela" (Melange Beige)
Size : 5
どちらも雰囲気の良いメランジで、
グレーとベージュの2色でご用意。
サイズは 4 = M~L , 5 = L~XL な感じでしょうか。
僕は 5 のサイズを所有していますが、
Col : Marrone Mela (Melange Beige) , Size : 5
Model : 173cm / 73kg
着慣れているので安心感があります(笑) 個人的には、
一枚で着たり、大き目なアウターを羽織る想定であれば 5。
ジャストサイズのアウターを重ねるなら 4 のサイズかなと思います。
是非参考にして頂ければ幸いです。
と、おすすめもう一モデル。
Gicipi Made in Italy "Riccio"
Relax fit Mock Neck Knit Sewn
Price : ¥10,300 (Taxin ¥11,330)
似たデザインの "Riccio / リーッチョ"
先程ご紹介の Lupo とかなり近しい、
というか見ようによっては同じに見えますが、
先程の Lupo は柔らかいニットの編地に対して、
こちらの Riccio はハチの巣カノコニット編み。
個人的にカノコと聞くと先行するのが、
ラコステのあのシャリシャリした質感ですが、
そんなラコステとはまた異なる
ふんわりとした柔らかいテクスチャー。
また襟元のリブ幅も太目に作られており
+肩の縫い目を少し後ろにずらしているため、
見た目的にはモックネックとクルーネックの
中間のような、せり上がったような絶妙な仕上がりに。
御用意しているカラーは、
"Buio" (Dark Navy)
Size : 3 , 4
"Carbon" (Gray)
Size : 5
ほぼほぼブラックなダークネイビー単色と
先程の Lupo のメランジグレーより やや薄目なライトグレー。
着てみると、
柔らかい質感ですので、襟元のホールド感もストレスフリー。
肌への接地面が少ない凹凸感も特徴的なカノコ素材は、
春夏はショーツと合わせてよし、
来る秋冬はインナーとして
ジャケットの上に羽織るスタイリングにももってこい。
ほとんどの人がオールシーズン着用するコットンウェア。
ありふれた、多すぎる素材だからこそ
"拘りをもって良い素材、良い形の物を"
チョイスしてみてはいかがでしょうか。
インポートウェアの価格高騰が激しい中、
本国メイドでこのプライスはかなりお買い得かと。
さて、度々合わせていたショーツ類もおすすめ品。
...見事に書き忘れていたという事実は置いといて(笑)
アイコニックなモデルから独特なデザイン、
人と被らない魅力も併せ持った英国ミリタリーの逸品たち。
最初のご紹介品はコチラです。
1967 Dated 60's Vintage British Amry
"1950 Pattern" Khaki Drill Shorts
Color : Khaki , Size : 8 (実寸W~34くらい)
Price : ¥19,800 (Taxin ¥21,780)
英国陸軍の60年代ヴィンテージ。
タグの 1967 デイト表記も見て取れる
クロスベルトタイプのカーキドリルショーツ "1950 Pattern"。
同モデルといったらな この生地ベルトが交差するデザインに
後面はダブルフラップポケットとなる
古いだけじゃない利便性の高い作り。
生地は英軍お馴染みな "カーキドリル生地"で、
米国のチノのそれより目が浮き出た堅牢な質実剛健ツイル。
Model : 173cm / 73kg
実寸W33くらいの抜群なサイズ感。
ズドンと太いシルエットこそ
英軍ドリルショーツの真骨頂ですね。
状態加味してのプライスですので、
かなりお買い得かと思いますよ。
でお次は変わり種。
40-50's Vintage British Army or British Indian Arm
Unusual Design Khaki Drill Shorts
Color : Khaki , Size : - , 実寸W30 くらい
Price : ¥24,800 (Taxin ¥27,280)
こちらも迫力ありますね~。
ステンシルやタグ等ないので定かではありませんが、
ウッドボタンのような風合い・手縫いのボタンホール、
ポケット裏のスレーキも厚手なメッシュ素材を用いている事から
おそらく 40-50年代の英軍 or 英領インド軍の
上級士官用のテーラーメイド品と思われるこちら。
フロントはドデカい備え付けのハリベルトにループ付き。
に対して後面はソリッドなポケ無しの作りが非常に良いバランス。
ミリタリー/軍物ですが、野暮すぎず・簡素過ぎず。
デザイン性の高さも窺い知れるこちらの逸品は、
英国人の洋服への並々ならぬパッションすら感じさせます。
Model : 169cm / 63kg
代表の渋谷で余裕がないくらいぴったりジャストなので、
細身な方向けの個体ではありますが、
女性にもおすすめな逸品です。続いても変化球で、
70-80's Vintage British Military
"Black Over Dyed" Drill Shorts
Color : Over Dyed Black , Size : - , 実寸W~34くらい
Price : ¥19,800 (Taxin ¥21,780)
年代的には 70-80's 頃でしょうか。
オリジナルの色はおそらくカーキだったと思いますが、
こちらは当店にて後染めを施した一着。
太目なウエストバンドに長い持ち出し先にはボタン×2、
サイドアジャスターもついたベルトいらずなラクチンスタイル。
一か所だけリペアがありますが、
生地にはとてもハリ感があり、
その他擦れやほつれなどはありませんので、
元はほぼ使用されていなかった、
ミントなコンディションだったのかなと思います。
縦長で バギーな トレンドも汲んだシルエット。
希少な W32 くらいのゴールデンなサイズは、
お探しの方も多いのではないでしょうか。
オリジナルでブラックカラーのショーツは
中々ないかと思いますし、
オーバーダイ品ならではな色落ち、
経年変化もこれから楽しめるかと。
非常におすすめです。
またその他ショーツ類や半袖シャツ類も
現状店頭に多数ご用意ございますが、
来週あたりに店内入れ替えを予定しております兼ね合いで、
春夏品は倉庫に格納してしまうと思いますので、
お探しの方はお早めに。
以上、商品紹介でした。
タカノ