British W-Breasted JKT & W.Lockie Cashmere Knit
今週から気温がグッと下がるようで、
ようやくジャケットを楽しめる季節が到来しつつありますね。
今日はニットが欲しいくらいにいきなり寒くなって、
身体がビックリしておりますが(笑)、
個人的にこのあたりのジャケットを着る季節が待ち遠しいです。
"British Double Breasted Tailored Jackets"
ヴィンテージのダブルブレストテーラードジャケット。
今回は僕の大好きな英国メイドに絞って、ご紹介したいと思います。
まずはこちらの一着。
Vintage YORKERS Double Breasted Tailored Jacket Made in England
Size : approx 36 , Color : Brown
Price : ￥24,800 (Tax in ￥27,280)
低いゴージラインと、幅広かつ鋭いピークドラペルで、
威厳を感じさせる胸元が印象的な
YORKERS(ヨーカーズ)の６釦ダブルブレストジャケット。
年代は70sくらいですかね。
肩パッド入り&袖山が盛り上がった
構築的なショルダーデザイン、
ダーツの入った身頃、高めな腰位置から
キュッとシェイプしたカッティングなど、
英国らしい重厚感のある仕立てが魅力的な逸品。
背面裾はサイドベンツ仕様。
深いスリットがクラシカルな雰囲気に拍車をかけます。
(Model 170cm 60kg)
サイズ表記はありませんが、UK36程度のゴールデンサイズ。
実際に袖を通してみると、やや前に振った袖付け、
くの字にキュッとシェイプしたウエストラインなど
カタチの良さを実感しますね。
生地はポリエルテル x ヴィスコース素材で、
3シーズンでお使いいただける一着。
オススメです。
続いての一着はこちら。
Vintage DAKS Double Breasted
Wool Tailored Jacket Made in England
Size : 36L , Color : Navy
Price : ￥29,800 (Tax in ￥32,780)
当時16歳であったシメオン・シンプソンによって、
1894年に創業された英国老舗ファッションブランド「DAKS」(ダックス)。
英国王室より3つのロイヤルワラントを授与されるほどの
由緒あるブランドで、
世界で初めてテーラードの機械化、
創業者の次男アレクサンダー・シンプソンの時代には、
ベルトレス・スラックスの開発に成功するなど、
紳士服に革命をもたらした、
ファッション史において極めて重要なブランドのひとつ。
The Simpson of Piccadilly (Centre) at the time of its opening in April 1936
1936年、ロンドンの中心地ピカデリーサーカスに構えられた、
地上七階建て(地下一階)のブランドの旗艦店「シンプソン・ピカデリー」は、
(※1999年に閉店。)
当時最先端の建築、斬新なディスプレイで
ロンドンで高い評価を受けると同時に、
レストランや理髪店などが併設された、
画期的な百貨店として一躍脚光を浴びたようです。
そんなDAKSより、ウールサージ生地が使用された、
4釦のダブルブレストジャケット。
先にご紹介したYORKERSの一着とは異なり、
幅は狭め、剣先がおとなしいセミピークドラペルが、
柔らかい印象を与える一着。
年代は80s頃でしょうか。
英国らしいクラシカルなルックスながらも、
両脇のパッチドポケットはノーフラップで、
スッキリとした腰回りが好印象。
背面裾はフォーマルなノーベント仕様。
ライニングは背抜きとなっており、
着心地は軽やかで、デイリーに着用しやすい点が◎。
おそらく後付けでしょうが、
カレッジものと思われるエンブレムの雰囲気も絶妙。
(Model 170cm 60kg)
表記36Lと、普段36~38がジャストサイズな僕が着て、
若干丈が長めですが、程よいフィット感。
ボタン位置はやや低めで、
またウエストのシェイプが抑えられているので、
リラックスして着用できる一着かと思います。
続きまして、
Vintage Churston Double Breasted
Wool Tailored Jacket Made in England
Size : approx 38~40 , Color : Dark Navy
Price : ￥24,800 (Tax in ￥27,280)
3着目のご紹介となるこちらの一着は、
「Solid Worsted」と銘打たれたウーステッド生地が使用された、
Churston(チャーストン)の4釦ダブルブレストジャケット。
低めなゴージラインに、
ロングポイントかつナローなピークドラペル、
ボタン位置低めなフロントデザインと
リラックスしたシルエット。
英国製ですが、80年代のイタリアらしいムードを纏った一着。
先にご紹介した2着とは打って変わり、
どこかモードな雰囲気をも感じさせます。
背面裾はサイドベンツ仕様。
サイドベンツながらも
フックベントになっているところが面白いですね。
(Model 173cm 73kg)
こちらもサイス表記がないのですが、
体格のよい高野で程良いフィットなので、
だいたい UK 40くらいのサイズ感かと思います。
ダブルブレストジャケットの着こなしとしては、
カジュアルに着るなら、カチッとしたタイドアップスタイルよりも、
Styling...
Knit : William Lockie Crew Neck Cashmere Sweater
Pants : 70's Vintage Levi's 646 (私物)
クルーネックニットの上から、
前を開けてラフに羽織るくらいが丁度よいかと。
少しクラッシュ気味の、色落ちしたヴィンテージデニムで着崩すと、
程よいカジュアル感で着こなせるのではないでしょうか。
ご参考までに！
さて、最後に↑のスタイリングで使用したニットをご紹介して、
今日のブログの締めとさせていただきます。
Wiliiam Lockie 100% Cashmere Crew Neck Knit Sweater
Made in Scotland Exclusive for Illminate
Price : ￥49,000 (Tax in ￥53,900)
こちらは、1874年創業の英国老舗ニットメーカー、
「WILLIAM LOCKIE」(ウィリアム・ロッキー)のクルーネックセーター。
同社と言えば、ラムズウームを使用したニットウェアが有名ですが、
有名なカシミア産地であるホーウィックに工場を構える同社ですので、
せっかくならと、贅沢にも100%カシミア素材で、
当店が別注をかけた逸品になります。
Color : Derby , Size : 36, 38, 40
既述のように首元のデザインは、オールマイティなクルーネック。
袖付けはサドルショルダー、
オーセンティックなフィットな身頃。
同ブランドらしいデザイン・雰囲気を壊さぬよう配慮しつつ、
やや大きめなサイズ感でオーダーしています。
なんといっても魅力的なのは、
この風合い抜群の100%カシミア生地ですね。
その素晴らしい質感は画像からも伝わるのではないでしょうか。
それだけにお値段は張ってしまいますが、
なにせ純度100％カシミア、かつWILLIAM LOCKIE製ですので、
かなりお買い得かと思います。
そして老舗だからこその、この美しい編み立て。
織りはさりげなくも、2ply編みとなっていて
そのためしっかりとした肉厚感があって、
その重厚感も楽しめる編みですね。
カシミヤ100％でこの編みはかなり贅沢感があるかと。
また、特にこの Derby(グレー)は目の出た色感も最高です。
実際に袖を通してみると、
(Model 173cm 73kg / Size : 40)
滑らかに通りますし、肌に触れるところは 夢見心地の柔らかさ。
そして美しく波打つナチュラルな素材感。
この上質なドレープ感はなんとも贅沢ですし、
100％のカシミヤ素材こその醍醐味かと。
カラーは、こちらのDerbyに加え、
Color : Black , Size : 36, 38, 40
シックな大人顔なBlack。
Color : Purslane , Size : 36, 38, 40
優しい色合いのPurslane。
以上の3色でご用意しております。
今日のような肌寒い時期に重宝するカシミアニット。
確かな品質と着心地を誇る老舗「WILLIAM LOCKIE」の一枚を
この機会に是非お試しください。
以上、商品紹介でした。
OKUBO