変わり種ニット & ミリタリー(John Smedley & British Military)

 



風合い豊かなサーマル生地。


ミリタリーやアウトドアウェア好きな方なら


一度は通るような気がするサーマルウェア。


独特な凹凸のある生地感は視覚的にも楽しめて、


何よりその機能面、肌触り・着心地の良さが格別。


個人的にサーマルと聞くと、


アヴィレックスやヘルスニットなどの


米国メーカーのコットン物のイメージが先行しますが、


- John Smedley 100% Merino Wool "Therman Knit" - 


こちらは英国老舗 John Smedley 社のサーマルウェア。


艶感/品性の漂うニットウェア なイメージの強いスメドレーだけに


ジョンスメドレー×無骨な印象のあるサーマル生地の組み合わせは、


意外性を感じる方も少なくないのでは。


上記ジョンスメのサーマルよろしく、


今回はそんな "意外性のある洋服 /変わり種品" にフォーカスして、


商品紹介していこうと思います。




John Smedley 100% Merino Wool Knit

"A4516 Ribbed Pullover" Made in England

Color : Midnight , Soft Fawn, Size : both only S

Price : ¥19,800 (Taxin ¥21,780)


まずはこちらの一着。


サーマルの中でも伸縮性の強い "ハニカム編み"の一枚。


冒頭でもお伝えした通り、サーマル生地はコットン素材で


よく用いられることが多いような印象ですが、



こちらは100%ニュージーランド産メリノウール素材。


肌の接地面が少なく、吸水性や吸湿性に優れたハニカム編みに


保温性に加えて、抗菌消臭効果も期待できる


メリノウールファブリックを組み合わせた秀逸な生地。




迫力のある見た目のサーマル生地だからこそ、


他ディテールはできるだけシンプルに。


そんなスメドレーの意匠を感じる作り込み。


Midnight (Navy) & Soft Fawn (Greige) の2色展開、


Sサイズのみでご用意がございます。


Sサイズは小さいかな?と思いきや


Pants : 60's Royal Navy Ratings ClassⅠ& Ⅲ Trousers

Model : 173cm / 73kg


比較的ガタイの良い僕で、ジャストで着れる良いサイズ感。


全然無理せず着れちゃうサイズです。


以前はルーズなシルエットのニットをよく着用していましたが、


最近はもっぱらジャストサイズが気分。


一枚アウターとしてもインナー使いでも使える


万能なサイズフィットがこれまたよし。



もう一枚同じサーマルで、


John Smedley 100% Merino Wool Knit

"1 Singular Sweater" Made in England

Color : Silver (Gray) , Size : M

Price : ¥19,800 (Taxin ¥21,780)


"1 Singular Sweater" と名づけられたこの一枚は、


サーマルの中でも編み目が細かい "ワッフル編み"の一枚。


L : Waffle , R : Honey Comb


こうしてハニカム編みと比べると同じサーマルでも


編みのデザインの違いが明確に分かりますね。


またこちらはMサイズ表記ですが、


Model : 170cm / 60kg


僕の記憶が正しければ Singuler シリーズはユニセックスモデル。


その為小柄な大久保でもタイトなフィットですが、



Gジャンなどのインナー使いにとても相性が良いかと。


普段ピッタリ目フィットがお好きな方や


小柄な方、女性にもおすすめなこの一枚。



王道なモデルも良いですが、


少し捻りのあるこんな変わり種は、


僕をはじめとする(笑)天邪鬼な方にも


とてもおすすめな逸品。気になる方は是非店頭にて。




さて、続いてはその "ちょっと変わり種" の延長線で、


こんなアイテム達をご紹介したいと思います。


- UK & Irish Military Various Jacket - 


見るからにミリタリーウェアと分かるこれらのアイテム。


ですがよく見ると、あれ?なんだこれ?と


そう思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そんな↑のミリタリーウェア、


UK周りのミリタリーで変わり種なアイテムを寄せ集めました。


90's Vintage irish Military Cotton Satin Combat Tunic (Jacket)

Color : Olive , Size : 2 (Medium-Short?)

Price : ¥24,800 (Taxin ¥27,280)


英国ミリタリーがお好きな方なら


一度は見たことあるこのデザインではないでしょうか。


英軍名品の 1960 Pattern Combat Jacket 


に酷似したこの一枚、実は



内タグにアイルランド製の表記が入る、


アイリッシュミリタリーの一着。


しかも 1992年製と近年代に作られたもの。


ディテールとしましては、




幾重にも走る襟のステッチに 肩にはエポーレット。


エルボーパッチが付く 1960 Pattern (*以降P60) さながらな作りですが、


P60 はフロント4つのフラップポケットデザインに対し、


こちらの個体は 胸ポケが 逆八の字のジップポケットに変わった、


現代的なデザイン。内タグが付いているので確実だとは思いますが、



にわかに信じがたいのはその堅牢で風合いの良い生地感。


ガッシリ肉厚でアタリの出方も抜群なコットンサテンは、


60年代当時の英国軍名品 P60モデルさながら。


推測ではありますが、


もしかすると 古いP60に使用されていたのデッドストック生地を


アイルランド軍が使用し、そのまま作り上げたのかも?


出自がいまいちつかめないのでなんとも言えませんが、


そんな妄想にも浸ることができるこの一枚。



Model : 173cm/73kg


英軍のサイズグレーディングと同様であれば、


2 = Medium-Short なので需要の多い良いサイズ。


米軍の M65 あたりと比べればマイナーな P60 ですが、


最近はお持ちの方も多い印象ですので、


人と被りたくない方は、この一枚もとてもおすすめです。



と続いても同じくコンバットジャケットですが、



Dead Stock British Army MVP Combat Jacket

Color : Woodland DP , Size : 160/104

Price : ¥19,800 (Taxin ¥21,780)


こちらは何やらハイテクな匂い。


襟から除く生地感からしてテック系の生地ですが、


ミリタリーでテック系といえば個人的に思い浮かべるのは、


米軍ECWCS のゴアテックスジャケット


あの辺は名品揃いでお探しの方も多いですよね。


その米軍のゴアより ややスタイリッシュに


よりシンプルに仕上げたようにも感じるこの一枚。


生地感もアメリカのゴアテックスとはやや異なる





MVP = Moisture Vapour Permeable (間違ってたらスミマセン...)


とゴアテックス同様に 協力な撥水性に加えて、


内側の水分、主に湿気を外側に逃がす


透湿性も兼ね備えた、英軍御用達のファブリック。


↑の通り、撥水性も申し分ないかと思います。



フラップポケット×2  と機能的なデザイン。


なるべく 手ぶらで出かけたい僕にとっては非常にありがたいデザイン。




襟元はフードが付いていますが、


織り込んで中にしまうとより洗練された雰囲気に。


その日の天候次第で、フードを出したりしまったり、


シチュエーションに合わせて使い分けたいですね。



Model : 170cm/60kg


小柄な大久保でジャストくらいのサイズ感。


10月もいよいよ最終日ですが、


悪天候が続きましたので11月もなんだか気が気じゃない...


そんな雨天に備えて一枚はもっておきたいゴアジャケット。



と、最後はMVP繋がりでこんなのも




Biritish Military MVP (Moisture Vapour Permeable)

Riding Coat for Cavarly "Re-Sized"

Color : Olive , Size : 180/120 

Price : ¥ 78,000 (Taxin ¥85,800)


こちら、中々見掛ける機会が少ないスペシャルアイテム。


年代的には90-00年前後くらいのオールド品ですが、


前述の通り、生地は撥水性のある MVP生地 そして、



なんと袖が一枚袖仕様となった英国軍Cavarly(騎兵隊)用のコート。


フロントは先端縫い付けのチンストが付き、


バルマカーンのように襟を寝せても


襟を立たせてチンストを留めて着るも良し。


また



フロント開きはジップ & スナップ留めの二重構造。


ミリタリーウェアだけあって、


その機能的な側面は申し分なしです。


また Riding Coat のモデル名を裏付けるように




裏地裾付近には 騎乗時に足を引っかけられるよう


ストラップが付く本格的な作り。


こちらは Barbour の Burghley モデルにも用いられているデザインで、


その本格デザインにグッとくる方もいらっしゃるかと。




こちらは元々サイズが 180/ 120 とかなりデカめ。


ガタイの良い僕でもオリジナルサイズを着ると、


洋服に着られてる感が強くでてしまいますが、


こちらは袖&着丈を丁度良い具合にお直ししたリサイズ品。


Model : 173cm/73kg


こんな感じで、僕で雰囲気よく着れます。


やっぱりこのコート迫力ありますね。


襟は寝かせてバサッと着るのも


かたや チンストもしっかり止めて、


ガツンとAラインを効かせて着るスタイルも


どちらもサマになるこのコート。


冬場は中に色々着こんでレイヤードスタイルも楽しめそう。


おすすめですので、この機会に是非。



以上、商品紹介でした。


タカノ