古着物語 第一話 LEVI’Sとの出会い
こんにちは、渋谷です。
日曜日/月曜日はブログが無い日なので
私の子供の頃の、
色んな洋服に初めて出会ったあの頃の
80-90'sの思い出を書いてみる日にしてみたいと思います。
ご興味ある方だけ、よかったら読んでやってください(笑)
不定期での連載です。
第一話 LEVI’Sとの出会い
1990年の夏、小学生の私が履いていたジーンズはBIG JOHN。
母親が近所のスーパーマーケットで買ってきてくれたもので
全く洋服に興味も無い子供時代だったので普通に満足でした。
とんでもない田舎だったので遊びは川遊びか山遊び。
とにかくズボンは頑丈なヤツならそれで大満足。
周りの友達も大体EDWINかBOBSONで国産ブランドで似たような感じでしたね。
そんな中、一人だけ、なんか違う…そんなジーンズを履いていたのが
近所に住むカッちゃんという友達でした。
川釣りに来たその日のカッちゃんが履いているジーンズ、
なんでか知らないがとにかくカッコよかった。
今思えば、全く無知ながら子供なりにその魅力に気づいていたのかも。
ある時、
「ねえ、カッちゃん。なんか…そのズボン(まだジーンズという呼び名を知らない)
カッコいいね?なんだい、それ。」
「ん、このズボン?これリーバイス。なんかアメリカのメーカーらしいぞ。」
インターネットも携帯すらも無い時代。そもそも田舎ではリーバイスが売ってないし、手に入らない。
カッちゃんはどこでそんな情報手に入れていたんだろうと思っていましたが、今思えば
カッちゃんは私が住んでいた田舎には珍しく、ご両親が上場企業にお勤めで
都市部に出勤していた。きっとそういったつながりなんかもあったのかもしれません。
「へえ〜、ああそう..。アメリカのなんだ〜」
思春期特有の気恥ずかしさで、それ以上聞くのが
どうも恥ずかしく、そっけない返事をしながらも
内心、僕はカッちゃんの言葉を待ちに待っていました(笑)
「うん。仙台に行く途中の道で
アメリカ屋って店があって、そこで親に買ってもらった」
「へえ〜」
興味がないフリをしながらも内心ではワクワクが止まらない。
僕はただ心の中で、リーバイスとアメリカ屋という名前を忘れないよう、
ただただ繰り返していました。(スマホが無いので当然メモも出来きません笑)
1980-90年頃はとにかく情報を取るのが大変な時代でしたね。情報はテレビか雑誌、または
人が持っている、そんな時代だったなと。
そして その夜、早速両親に直談判。
「父ちゃん頼むよ〜」
拝み倒した結果、どうにか
翌週にはアメリカ屋へ連れていってもらえる事に。
続きます (不定期連載・第二話は憧れのアメリカ屋へ、を予定しております)
*自分の記憶だけで書いていますので 若干時代背景とか、色々違う場合があるかもしれませんが
ちょっとしたフィクション物語くらいの感じでお楽しみ頂ければ。また、個人名や愛称も
配慮していちおう変えてます*