Berwich Made in Italy ”Scotch & Ardbeg"

 


アウターのご紹介が続く当店ブログ。


先日ちょこっと 佐藤が CC41 のトラウザー


をご紹介していましたが、


振り返ってみると新品のパンツのご紹介、


全然してなかったですね。



もちろん新品のパンツが無いわけではありませんよ!


Riccardo Metha はラルフコーズよろしくな


太畝コーデュロイがあるし、

(まだ在庫ありますよ....)


Massaua の履きやすい ワークイージーパンツ もあるし、


Richfield  や Fumiya Hirano The Trousers の


カジュアルに履きやすいトラウザー類も揃い踏み。



ただ早いタイミングでデリバリー&ご紹介していたのと、


The 冬物系のパンツを


ご紹介していなかったのは事実ですね。




ということで今回ご紹介するのは


 今時期の醍醐味、ウールパンツ。


そんな魅力的なインポートのウールパンツといえば…



 - 23AW Berwich Made in Italy -



2021年に取り扱いをスタートさせて頂いた、


Berwich made in italy。


僕の勝手な解釈による同ブランドのコンセプトは 、


"今の空気感も汲み取ったドレスにもカジュアルにも振れるパンツ"


大分暖かった ~12月までの日本の気温。異常気象でしたね。


今期分のオーダー品は確か9 , 10月くらいに届いて、店頭に出していましたが、


ご紹介するタイミングが難しくて、


うずうずと様子をうかがっていました。


が、ようやく寒さが本格化してきたのと、


紹介前に売り切れるとブログネタが無くなっちゃうので (笑)


23AW新作をご紹介したいと思います。


Berwich "Scotch"

VITALE BARMERIS CANONICO

Wool Flannel Trs Made in Italy

Price : ¥39,000 (Taxin ¥42,900)


伊カノニコ社のウールフランネルトラウザー。


目付け340の中薄手な生地厚は、


カノニコウールの真骨頂を味わえる


といっても過言ではない 最高なテクスチャー。


ちなみにオーダーするにあたって、


カノニコ以外にも選べる生地が 


めちゃめちゃあるのですが、


展示会へ伺った際に その膨大な量の生地バンチを見て、


打ちひしがられていたような記憶があります。


いや、打ちひしがられるのは毎回の事ですね。




現在同ブランドが for Japan Model として


主力モデルにしているのが、


Scotch と Ardbeg の2型。


どちらもウイスキーの種類で洒落たネーミングセンスです。


迫力のある 2インプリーツのウエストデザインに


ベルトループが削がれたサイドアジャスター仕様、


英国のミリタリー やドレスウェアも彷彿とする


後面のフィッシュテールデザインも


特徴的な "Scotch"。


ベルトレスで履けるパンツってだけでやっぱり気分が良いです。


Color : DK Gray , Size : 44 , 46 , 48


Cardigan : William Lockie Cardigan

Shirts : Gitman Brothers Camp Collar Shirts

着用者 : 173cm / 75kg , 着用サイズ :46 


安定したシルエットの良さ、


太いワタリから裾に掛けて


緩やかにかかる絶妙なテーパード具合。


for Japan モデルとして日本人の体型に合ったSoctch。


スタッフの大久保から言われた


"腰骨がしっかりしていて、腿周りもがっしりしている


高野さんのような体型の人はすごく似合いますよ"


といわれて、あぁなるほどな と納得した このモデル。


そして毎度の如く、煽てられると欲しくなるパターン。



Color : Brown , Size : 44 , 46 , 48


Knit : St.Michael Cable Sweater Made in UK

着用者 : 173cm / 75kg , 着用サイズ :48


このブラウンも程よい良いメランジ調。


ヨーロッパ特有の味わい深い多色使いですが、


これみよがしな派手派手しさがない、のも好印象。


形も良いし、ビジネスシーンでも使えそうですが


店頭でお客様とお話させて頂くと


チノパンやデニムもOKなオフィスカジュアル全盛。


ということで、あんまり気合入れずに


ちょっとおしゃれなルームウェアくらいの感覚で、


リラックスした雰囲気で履いて頂ければ良いかなと思います。


Color : Light Gray , Size : 44 , 46 , 48


Knit : Vintage Acrylic Mohair Knit

着用者 : 173cm / 75kg , 着用サイズ :46 


無敵カラー、ライトグレー。


ダークトーン、アースカラー、ビビットカラー。


何と合わせても おさまりの良い色。


クラシックでありながらもモダン。エイジレス。


どう転がしてもスタイリングがまとまってしまう、


そんな最強な色味に思う ライトグレー。



着用画像では革靴で合わせていますが、


シングルに直せばスニーカーとの相性もよし。


クラシコイタリアという伝統的な服飾文化を大切にする一方、


既存の枠にとらわれない新鮮さ、


どことなく反骨精神をも感じる


パンツ専業ブランド Beriwich。


同じくイタリアの Barena Venezia


既存の概念に囚われず独自の路線をひた走っていたり、


そんな "強めなブランド" が僕らは好きだったりします。




さて商品紹介は続きます。


当店ではずっとこの Scotch モデルのみを


取り扱いさせて頂いておりましたが、


系列 Vinson House で取り扱いしている


このモデルも 取り扱いさせて頂くことになりました。



Berwich "Ardbeg" Moon Fabric 

Merino Wool Herringbone Trousers

Color : Gry , Size : 44 , 46 , 48

Price : ¥42,000 (Taxin ¥46,200)


ベルトループ付き、2タックは"アウトプリーツ"、


太目で微テーパードモデルの "Ardbeg"モデル。

(ほぼストレート。)


なんか既視感ある見た目だなぁ...と思い、


代理店の担当さんからお話しを聞いたところ、


デザインソースにしているのは、


確かラルフの2プリーツチノパンと仰っていたような。


一度 Ardbeg がローンチする前のプロトタイプを


担当さんが着用していたので見せてもらいましたが、


それはそれは "それ" に近い形で。




今でもイタリアでは細めな形のパンツが主流と思いますが、


トレンドも汲み取った太さと品のある作りのバランス感。


元ネタがあろうと やっぱりイタリアらしい品格を強く感じるのは、


Berwich ならではの気骨あるモノづくりがベースになっているから。(と思います。)



生地は 英国 MOON社の ヘリンボーンメリノウール生地。


ふんわり空気を含んだエアリーなファブリック。


結構前に当店で取り扱いしていた


アルパカのマフラーが MOON生地を使用していましたね。


"MOON" "生地" で調べると とても詳しく説明されている


日本のサイトが出てくるので是非見てみてください。


兎にも角にも


着用モデル : 173cm / 75kg , 着用サイズ : 46


どことなくワークウェアに近しい要素も感じる


程よい太さ & ストレートシルエット。


Scotch 同様に2タックフロントですが、


こちらはプリーツのヒダも控えめなアウトプリーツ。


テーパード ではなく ストレートシルエットの為、


所謂 "様々なスタイルに取り入れやすい" モデルに思います。


裾はオリジナルのダブル仕様で おおよそ股下 80cm (31 inch)。


裾上げが必要な方もいらっしゃるかと思いますが、


太さのある Ardbeg モデル。僕でしたらダブルを選びます。



Styling...


Coat : Frank Leder Moutain Wool Coat

Knit : Gicipi Made in Italy "PITONE" 

Shirts : Ralph lauren Andrew Europian Stripe

Shoes : Edward Green "Lulworth" Butterfly Loafer



ツイード×ツイードの贅沢なセットアップ。


ダークトーンですが差し色で明るい色味を選んでいるのと、


柔らかい生地のツイード素材コート & トラウザー。


不思議と全体的に軽い感じ?重くない感じ?


がお客様に少しでも伝われば嬉しいです。


以上商品紹介でした。



タカノ